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領収書の上様っていつから使うようになったのですか
こんにちは。 領収書に本当の名前を書かないで「上様」と書くときがありますが、これはいつから、どういうきっかけで書かれるようになったのですか。 「上様」の由来は調べて大体わかっています。 中国の皇帝のこととか、将軍のこととか、そこから、名前がわからないけれどとりあえず偉い人(お客様)のことを指すようになったとか。そういうことはわかったのですが、実際に領収書に書き始めたのはいつからで、どういうきっかけだったのかわかりません。 「領収書」という呼び方ではなくても、江戸時代やそれより前にもお金を受け取ったときに書く証文はあったのではないかと思いますが、その頃にもやはり「上様」と書く習慣があったのでしょうか。
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- jayoosan
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余談ですが、戦前も受取証としての領収書概念はあったと思いますし、一部の人には必要だったはずです。受取―領収の表現の違いはありますが。 「票」概念があったと思います。現在でも伝票(単なる書類の意味ではなく、取引を明らかにし、後日の証拠ともなるもの)に生きていますし、戦前はお金を出した証拠である軍票というものもありました。これは受取票と書いていないですが、ある意味受取でもあります。票の概念は他にも使われていたとおもいます。 現在でも中国語では領収書のことを「發票(発票)」といいます。これは票を発行するの意味ではなく、発票が領収書に当たる言葉です。 領収書は発行することは、「開張発票」といいます。
- cobamax
- ベストアンサー率41% (157/381)
1 江戸時代の帳簿は大福帳で代金の受け取りは「領収書」という タイトルのものでなく、「~受け取り候」というような長い 受け取りであったようです、 (参照) http://www.bekkoame.ne.jp/ha/a_r/m002_index.htm 2 明治に入り現在の帳簿の原型ができ、「RECEIPT」「領収書」 の概念ができ、明治末期の商法改正により「領収書」が 重要となてきました、 3 戦後、経済発展とともに正式な領収書(一定以上の金額で相手の 名前を書き、印紙を貼る、時間と経費がかかる)とスピードアップ のため廉価品の領収書に、あらかじめ「 様」と印刷されている 用紙のところに「上」だけを記入、あわせて「上様」となりました つまりこの「上様」は「上」であり、商売人が煩雑な領収書 を切る手間を避け作成し、また受け取り側も「不透明な領収」 に関して「上様」「お品代」等で処理した 両者に都合のいい方法で、諸説あるようですが私は「深い意味」は ないと思います、昭和30年ごろからではないでしょうか?
お礼
ありがとうございます。 戦後にできた習慣だったのですね。
補足
ということは、いま「高齢者」と呼ばれる方が現役のころは、まだ今のような形式の領収書は存在せず、「上(様)」と書く習慣もなかったのですね。
お礼
ありがとうございます。
補足
戦前の受取証(票?)や軍票にも上(様)と書く習慣はあったのでしょうか。