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太子と世子

江戸時代、大名や将軍の世継ぎは世子と呼ばれていました。本来、中国では皇太子だけでなく諸侯王の世継ぎも太子と呼びます。そして、皇子や諸侯王の息子全般を世子と呼びます。では、日本の将軍や大名の世継ぎも太子と呼ばれるべきではなかったでしょうか?そして、日本の将軍や大名の息子全般を世子と呼ぶべきではなかったでしょうか?

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noname#259815
noname#259815
回答No.1

世子は、歴史上の中国で、皇族や宗室である諸侯王や親王の**世嗣ぎ(王位継承者)を指す称号です。具体的には、以下のような意味や用法があります。 中国の皇族・諸侯王の世嗣ぎ: 中国では、国内に封じた諸侯王や、中国の皇帝から冊封を受ける東アジア諸国の王など、儀礼上天子に臣従する立場にある王の世嗣ぎに「世子」という称号が使われました。 なお、家格の高い親王家の世嗣ぎのみを「世子」と呼び、家格の低い親王家の世嗣ぎは「長子」と呼ばれることもあります。 ドイツ語圏の領邦国家: 神聖ローマ帝国の流れを引くドイツ語圏の領邦国家では、諸侯の世嗣ぎに「公世子」「侯世子」という訳語が使われました。これは後に「エルププリンツ」とも呼ばれました。 江戸時代の日本: 日本では、将軍や藩主の世嗣ぎに雅称として「将軍世子」「藩主世子」という言葉が使われました。ただし、後に「嫡男」という表現に変わりました。 大韓帝国: 大韓帝国の最後の皇太子であった英親王李垠が、韓国併合で日本の王族となった以降の称号として「王世子」が使われました。 世子は、歴史的な称号で、王位継承者を指します。中国やドイツ、日本、韓国などで異なる文脈で使われました。

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