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2つの関係式から求められる値

2つの関係式 y1=150.07x-0.7893   (1) y2=-11.686x+1.543   (2) があります。 この2式は一定間隔x(x=1、2、3…)とそれに対応するy1、y2との関係から求められた近似式です。 (つまりグラフを作成した時には同一直線(法線)上に(1)と(2)の値があるということになります) ここでy1=210.3、y2=87.4と値がわかっている時に、その時に対応するxを求めるにはどうしたらよいのでしょうか? (1)と(2)に代入して求めたそれぞれのxは異なっており、どういった方法で最適なxを求められるのかが分かりません。 傾きなどから比を使うのか、それともこの方法では求められないのか見当がつかないので教えてください。

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回答No.2

以前のご質問も含めて拝見しました。校正直線として、 <x方向への荷重> x方向:y1=150.07w-0.7843 z方向:y2=-11.686w+1.543 (wはおもりの重さ[kg]×g[m/s^2]) <z方向への荷重> x方向:y3=1.4663w-0.3889 z方向:y4=473.45w-12.948 をお求めになり、実際に風洞で揚力Lv(z方向)と抗力Dv(x方向)の電圧値を同時に観測したとき、荷重に変換したい、というご質問ですね? ひずみゲージ式2分力天秤がどのようなものか詳しく知りませんが、互いに垂直な2方向の分力を同時に測定するものという理解で良いですね? そうなのであれば、校正でx方向への荷重に対し、z方向への電圧も観測されるのは当然で、それには0荷重時の暗電流のふらつきによるものもありますが、荷重が完全にはx方向に一致しないことによるものもあります。 そこで問題になるのは、校正測定において、x方向の荷重に対するz方向の測定値、およびz方向の荷重に対するx方向の測定値がそれぞれ一定とみなせるのに無理に直線に当てはめたのか、それとも明らかな直線応答があるのかどうか、ということです。校正荷重が明らかにx方向またはz方向からずれていれば、それ相応の分力が垂直な方向に観測されるでしょう。そうでない場合は傾いた直線ではなく、荷重に対してほぼ一定の(ある程度ばらつきのある)値が見られるでしょう。 校正直線を見ると y2=-11.686w+1.543 は y1に比べても10%近い傾きがありますので、荷重自体にx方向からのずれがあるのではないかと疑います。一方 y3=1.4663w-0.3889 の方はy4に比べ0.2%程度の傾きなので荷重のz方向からのずれはほとんどないものと考えられます。 荷重の方向の水平からのずれをθ(上が正)とすれば、測定電圧と荷重の関係は次のようになります。 Vx = αWcosθ + Vx0 : x方向 Vz = βWsinθ + Vz0 : z方向 Wは荷重で、α、βはひずみ計の変換スケール、Vx0,Vz0はそれぞれひずみ計の0オフセットです。 測定された校正直線だけからはα、βを求めるのは困難ですが、z方向の測定がほぼ垂直であるとみなせば、sinθ=1とみなして、β=473.45とおけます。x方向の校正からは、 αcosθ=150.07、βsinθ=-11.686 なので、β=473.45を用いて sinθ=-11.686/473.45、これらから α=150.07/sqrt(1-(-11.686/473.45)^2) = 150.16 と求まります。違いは恐らくその他の誤差より小さいですね。 以上から風洞実験で得られた電圧を荷重分力に変換するには、 Vx = 150.16Wx + Vx0 : x方向 (Vx0=-0.7843) Vz = 473.45Wz + Vz0 : z方向 (Vz0=-12.948) を用いればよく、これに例として挙げられた、210.3、87.4 をそれぞれVx、Vzに代入して Wx、Wz を求めます。 以上でご質問の趣旨にはお答えしたと思います。要旨はx、z方向の校正がそれぞれ独立に行われたので、そのとき観測された別方向(求める方向に垂直な)の成分は荷重方向が正しかったかどうかの点検に使われるだけで、じっさいに実測定の変換に用いるのはx方向校正時のx方向直線と、z方向校正時のz方向直線です (x方向校正時のx、z方向直線を両方使ってはいけません)。 校正直線の傾きと0オフセットも実は測定誤差を含んでいます。それを実測定に反映させる校正直線の精度、具体的には校正直線上の校正測定点のばらつき(直線からのずれ)の程度を知っていなければなりません。そうしてはじめて上記のα、β、Vx0、Vz0 それぞれに誤差がつき、電圧から荷重への変換時にその誤差を伝播させて荷重の誤差を求めることができます。

  • info22
  • ベストアンサー率55% (2225/4034)
回答No.1

>(つまりグラフを作成した時には同一直線(法線)上に(1)と(2)の値があるということになります) この表現が意味がよく分かりません。 > どういった方法で最適なxを求められるのかが分かりません。 何を持って最適というのですか? 最適の条件を補足して下さい。 y1=y2となるyやxでもって最適とするなら、 (1),(2)式で、y1=y2=yとおいて連立方程式を解けば良いだけです。 そうすれば x=0.014419,y1=y2=1.3745 (近似式の係数の有効桁数にあわせて、有効桁数の6桁目を四捨五入して 求めた解です。)

asn3wr5Y
質問者

補足

分かりにくい説明ですみません。 実はこの質問は https://okauth.okwave.jp/qa4479834.html をもとにしたものです。 y1、y2は独立したものでありますが、xについては関係式2式にリンクしたものであってほしいと考えています。 ですので(1)、(2)で求めたxをそれぞれx1、x2とした時に関係式の重要度(おもみ?)によって算出される実際の解xを求めたいということです。 ↑(書いていて分からなくなったので) リンク先の質問文で言うところの『測定値LvとDvから関係式を用いて実際の抗力を求めたい』ということ。実際の抗力を求める際に揚力電圧値Lvの誤差を考慮しなければならないと考えているので。

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