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whichでどのようにつながっているのかわかりません
スペースアルクでwhichを含む例文を色々見ていたところ、文の構造がよく分からないのがありました。 The movie gives people a new perspective from which to look at the world. 「名詞+前置詞+関係代名詞+S+V」と同じようになるのでしょうか? よろしくお願いします。
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duosonic です。 補足拝読いたしました。 1. >>日本語訳に従うと、to不定詞の形容詞的用法ならばfrom whichが省略できるのかなぁと思ったのですが、ご説明の通りに段階を踏んで文を組立てていくと、from whichは省略できないのですね。 >前回答にもチラッと書きましたが、目的語が二つあるんですよね(この場合 perspective と which)。なので、この英文を書いた人は: (1)その映画が観客に新しい視点を与えること。 (2)そしてその新しい視点から観客が世界を眺めること。 、、、という「二つの意図」を読者に汲み取って欲しいんだと思います。 2. つまりご指摘の通り、これの from which を省略して: ・The movie gives people a new perspective to look at the world. (その映画は観客に世界を眺めるための新しい視点を与える) 、、、とすることは文法的に可能です。100%意味の通じる英文です。 3. しかし、こうしてしまうと、前述 1の筆者によって託された「二つの意図」が飛んでしまい、単に「世界を眺めるための新しい視点」だけになってしまうんです。なので、邦訳はあくまでも: 「その映画は観客に(そこから)世界を眺めるための新しい視点を与える」 、、、という風になるべきだと僕は考えます。ただし、英文の二つの目的語を日本語にすると(そこから)の部分がダブってしまい、ちょっと無理があるので、参考書?などでも大抵の場合 from which は無視して「その映画は観客に世界を眺めるための新しい視点を与える」としているということなんでしょうね。是非 love_vbさんが from whichを含む上手い邦訳を考えて下さい。 ご参考までに。
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- greeen
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こんにちは。 まず、次の文を基本文と思って下さい。 People look at the world from a new perspective.「人々は新しい観点で世界を見る」 この文の a new perspective を先行させて、残りの部分を関係詞を使って後置修飾させるには、以下の2つの方法がありますね。 1. a new perspective which people look at the world from 2. a new perspective from which people look at the world 意味は「人々が世界を見る新しい観点」になりますね。いずれも、a new perspective 以下が主語+動詞を伴う形容詞節になっていますが、この部分を to 不定詞を使って形容詞句に書き換えると、以下のようになります。 1'. a new perspective to look at the world from 2'. a new perspective from which to look at the world ( from to と言うことは出来ませんので) ネットで他の例を探しましょう。たとえば、with which to write という表現があります。 http://72.14.235.104/search?q=cache:_1gulgTKUecJ:www.polishwriting.net/index.php%3Fid%3D39+%22with+which+to+write%22&hl=en&ct=clnk&cd=5 http://72.14.235.104/search?q=cache:kb875h0tu_UJ:www.amazon.com/Write-Where-You-Are-Writing/dp/1575420600+%22with+which+to+write%22&hl=en&ct=clnk&cd=10 something to write with はよくある表現ですよね。 http://72.14.235.104/search?q=cache:MGAcPC4kFd8J:www.answerbag.com/q_view/907773+%22something+to+write+with%22&hl=en&ct=clnk&cd=5 http://72.14.235.104/search?q=cache:gvmmuNT15v8J:articles.latimes.com/2005/jan/29/entertainment/et-bookfill29+%22something+to+write+with%22&hl=en&ct=clnk&cd=10 お尋ねの全体の意味はお分かりだとは思いますが、 The movie gives people a new perspective from which to look at the world. 「その映画は人々に世界を見る新しい視点を与えている。」 となりますね。 以上ですが、お役に立てば幸いです。何かありましたら、追加補足して下さい。
お礼
早速の御回答ありがとうございます。 基本文から考えると非常に分かりやすいのですね。 ネットの他の例についても理解できました! 大変勉強になりました。 ありがとうございました。
- h08271012n
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私見ですが、お力になれば。 文全体はgiveのSVOOですよね。 問題のwhichは、which to で「どれを(どちらを)~すべきか」で訳すのではないでしょうか。 文法的には前置詞fromの目的語にあたるのがwhich以下。 which以下が名詞句を作り出しているということですね。 「その映画は、世界のどこに目を向けるべきか、という新たな見地を人々に与える」 参考までに、訂正ございましたらお願いいたします。
お礼
早速の御回答ありがとうございます。 私も最初はwhich toで「どれを~すべきか」と思ったのですが、 その場合fromをどう考えたらいいのかなぁと悩んでしまいました。 今回は、No.1、3の方の意見「前置詞+関係代名詞+to不定詞(形容詞的用法)」を参考にさせて頂きたいと思います。 今後もよろしくお願い致します。 ありがとうございました。
- duosonic
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こんにちは。 The movie gives people a new perspective from which to look at the world. 「その映画は観客に(そこから)世界を眺めるための新しい視点を与える」 (1) 「関係代名詞+To不定詞」というのは、なかなか稀な使い方ですが、ないこともないですね。元を正せば、お察しの通り「名詞+前置詞+関係代名詞+S+V」と同じになるのかと考えます。 (2) 誰が to look at the world するのかというと、people です。 すなわちこの文は: ・The movie gives people a new perspective. ・People look at the world from the new persective. 、、、の二つの文が合わさっています。 これらをつなげると: ・The movie gives people a new perspective, and people look at the world from the new perspective. 、、、ですね。 (3) 関係代名詞を使って共通項 perspective を一つにまとめると: ・The movie gives people {a new perspective from which people (they) look at} the world. 、、、ここで「名詞+前置詞+関係代名詞+S+V」が現れます。 (4) 原文では「~のための ⇒ To不定詞の形容詞的用法」を用い、先行詞名詞 perspective を修飾しています。「(そこから)世界を眺めるための新しい視点 ⇒ a new perspective (from which) to look at the world」という構造になっています。 もう一つ例文を作ってみると: ・I have a software by which I eliminate any types of virus. ↓ ・I have a software (by which) to eliminate any types the virus. 、、、目的語がダブるのでちょっと?かなり?邦訳がし難いですが、「(それをもって)いかなるウィルスをも駆除するためのソフトウェア ⇒ (それをもって)どんなウィルスでも駆除できるソフトウェアを持っている」となりますね。 ご参考までに。
お礼
早速の御回答ありがとうございます。 「前置詞+関係代名詞」の後にto不定詞が来ることもあるのですね。 ようやく「前置詞+関係代名詞+S+V」に慣れてきたばかりでしたので、二つの文への分解もうまく考えられず困っていました。 日本語訳に従うと、to不定詞の形容詞的用法ならばfrom whichが省略できるのかなぁと思ったのですが、 ご説明の通りに段階を踏んで文を組立てていくと、from whichは省略できないのですね。 わかりやすい説明ありがとうございました。
お礼
再びありがとうございます!! たったひとつの文にも作者の意図が含まれていたのですね。 上手い邦訳は難しいですが、今後は作者の意図まで意識しながら英文にあたっていきたいです。 わかり易い解説、ありがとうございました。