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物理 作用・反作用とつりあい
作用反作用の力は2つの物体に働き、 つりあいは一つの物体に働く力であるという事はわかるのですが、 例えば机の上にリンゴがあったとすると、 作用反作用の関係は「リンゴが机を押す力」と「机がリンゴを押す力」ですよね。 つりあいの関係は「リンゴにかかる重力」と「机がリンゴをおす力」だと思います。 ここで質問なのですが、「リンゴが机を押す力」と、「リンゴにかかる重力」の力の大きさは等しいのでしょうか?
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>「リンゴが机を押す力」と、「リンゴにかかる重力」の >力の大きさは等しいのでしょうか? まず,力を表現するときなるべく「○○が受ける力」と受身で いうようにすると,主人公=着目物体がはっきりしていいですよ。 さて,りんごが静止(または等速度運動)していれば,りんごが 受ける力がつりあっているわけですから, 「りんごが地球から受ける重力」=「りんごが机から受ける抗力」 が成り立ちます。そこでまた, 「りんごが机から受ける抗力」=「机がりんごから受ける抗力」 は,どんなときでも成り立つ「作用・反作用」の関係。 したがって,りんごが静止(または等速度運動)していれば, 結果的に 「机がりんごから受ける力」=「りんごが地球から受ける重力」 になるわけで,おっしゃるとおりです。
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- htms42
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>作用反作用の力は2つの物体に働き、 >つりあいは一つの物体に働く力である、 ということが分かっていても >例えば机の上にリンゴがあったとすると、 という例で考えると出てくる力が全て等しくなってしまい何がなんだか分からなくなってしまいます。 「リンゴが机を押す力」、「机がリンゴを押す力」、「リンゴにかかる重力」が同じ大きさなんです。 ご質問は多分このことについてだと思います。「分かるけれどなにかしっくりこない」ということだと思います。 もう1つ力を考えてみるといいと思います。 「机の上に質量mの物体があります。物体には軽い紐がついていて上向きに力Fを加えています。」 机から物体には抗力Nが働いています。 物体についての釣りあい: F+N=mg 机と物体の間での作用・反作用: 机は物体から下向きにNの力を受けています。 紐と物体の間での作用・反作用:紐には下向きにFの力がかかっています。 物体の運動を考える場合、物体以外は外部環境です。 作用・反作用は物体Aで考えたことを物体Bでも考えるというときに出て来るものですからAとBが考察の対象になっています。AとBが系を作ります。外部環境はAとB以外のものです。 Aの運動しか考えない時はBは外部環境ですからAからBに働く力を考えたりすると混乱する可能性があります。
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