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異形

 1. 異形という言葉は、元来は“いぎょう”ということばの漢字形(表現)なのでしょうか?  そうではないかと思うのですが、“いけい”と読んで、そのおとばの漢字形(表現)としている場合もありますね。 2. “いぎょう”、“いけい”の使い区分けをことばと文章でご説明していただけないでしょうか?意識化して理解しておきたいものですので。  ○たとえば、 http://home.att.ne.jp/red/sronin/_koten/0590igyohebi.htmでの蛇は私は、異形“いけい”だと存じますし、異形の天皇、後醍醐天皇という場合は“いぎょう”だと存じます。前者は多分畸形、とか奇形とかに置き換えられる例だと存じますがこの“いぎょう”、“いけい”の区分をどうかお教えください。

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  • dogsiva
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回答No.1

もともとはすべて「いぎょう」だったのではないかと思いますが、 いまでは「いけい」と読む用法もあります。 「いけい」と言う場合は科学部門での専門用語に多いようです。 ちなみに、リンク先の"異形"の読みは、URLのアルファベットにあるように 「いぎょう」なのではないかと思います。 おそらく、 分類上、ただ「かたちが違う」というだけのものが「いけい」 かたちが違い、それにより「これはおかしい」という気持ちを喚起させるものが「いぎょう」 こうなのではないかと思います。 参考までに。

krya1998
質問者

お礼

 ありがとう御座いました・  やはりもともとはすべて「いぎょう」だったのですか。  単に「かたちが違う」というだけのものが「いけい」であり、かたちが違い、それにより「これはおかしい」という気持ちを喚起させるものが「いぎょう」である、ということですと、リンク先の"異形"の読みは、URLのアルファベットにあるように、「いぎょう」となりますね。  こういう整理もよく納得できます。ありがとう御座いました。  

その他の回答 (1)

  • jo-zen
  • ベストアンサー率42% (848/1995)
回答No.2

「異形」を、漢和辞典(大漢語林)で引いてみると、もともとは、「いけい」と読み、「(単に)異なった形。違った形」を意味する文字通りの使い方をしていたようです。『荀子』などにもその用法がみられるようです。それが、時代を経て、陰陽道などの影響で、スピリチュアルなニュアンスが加わり、「異様な形。普通と異なる、不思議な形・姿」という意味で「いぎょう」という言葉が生まれたという流れになるようです。その辺のことは、手元にないので、断定できませんが、   『魔の系譜』(谷川健一 著/講談社学術文庫) が、参考になるのではないかと思います。10年以上前に読んだだけなので多少記憶が薄れておりますので、ひょっとすると本件に関しては、あまり参考にならない可能性もありますが。

krya1998
質問者

お礼

 『魔の系譜』(谷川健一 著/講談社学術文庫)は確か文庫版でしたね、私も一度読んで、大変教えられました。  もともと、というのと、普通はとかオーソドックスには、というのとは区別が難しいのですが、それはこの言葉の発生と歩みのものでしょうね。どちらが先なのかとか、どの場面ではより一般的かのもんだいでもあるのでしょうね。  異形の僧、異様な風体。前者は“いぎょう”でしょうが。  やはり、陰陽道とか、何か霊や不思議なことが付加されてのことばが“いぎょう”なのですね。  ANo.1さんのご回答のご整理が、このあたりのことをよく分析し、説明されておられますね。  ありがとう御座いました。

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