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次の英文の解釈について教えてください
即戦力がつくビジネス英会話P108からの出所。 (1)I don't have any major weaknesses that interfere with how I do my work. 自分の仕事をこなす上で支障となるような、目だった弱点というのはありません。という訳ですが、howを使う理由が良く分かりません。 (2)I know where to draw the line between being meticulous and being unproductive. どこまでが徹底的にやることで、どこからが非生産的かということについてはわきまえています。というやくですが、where to drawの部分が良く分かりません。what to doのようにwhere to drawは「すべきこと」のように、「(違いを)区別する場所(を知っている)」のような感覚で訳すのでしょうか。
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こんにちは。7/27のご質問ではご丁寧なお返事を有難うございました。 ご質問1: <howを使う理由が良く分かりません。> ここでは「いかに~するか」=「~する方法」という名詞節を作る疑問詞として使われています。 1.まず、ご質問文にあるwithを文法的に処理します。interfere withは「~を邪魔する」という熟語で、withはその対象を示唆する前置詞になります。 2.前置詞なので、その後には名詞がきます。ここではhow I do my work が「どうやって~するか(ということ)」という名詞節になっているのです。 名詞節は名詞の一種ですから、このように前置詞の後に伴うことができるのです。 3.how I do my workが名詞節である、というのは、疑問詞の語順がI doという主語+動詞の語順になっていることからわかります。 4.なお、このような疑問詞はその原義をそのままとって、「どうやって」「どうして」という疑問詞の意味で訳してもいいですし、それを意訳して「~する方法」と名詞として訳すことも可能です。 疑問副詞にはこのような二重の訳ができる用法があります。 例: I don’t know where he went. 「どこへ行ったかわからない」=「行った場所がわからない」 I don’t know when he went out. 「いつ出かけたかわからない」=「出かけた時間がわからない」 I don’t know why he went out. 「何故出かけたかわからない」=「出かけた理由がわからない」 5.ご質問文は疑問副詞howが使われているので 「どうやって仕事をするか」=「仕事をする方法」 とも訳せるのです。 6.以上を踏まえてご質問文の訳の流れは以下の通りです。 (直訳)「自分の仕事をどのようにするかを、妨げるような、目だった弱点はない」 →(意訳1)「自分の仕事のやり方の、妨げになるような、目だった弱点はない」 →(意訳2)「自分の仕事をやる上で、支障となるような、目だった弱点はない」 となり、抄訳のようになっているのです。 ご質問2: <where to drawは「すべきこと」のように、「(違いを)区別する場所(を知っている)」のような感覚で訳すのでしょうか> はい、その理解で結構です。 1.このwhereは疑問副詞ですが、名詞的に使われている用法です。 2.ここではwhere+to不定詞が名詞句としてknowの目的語になっているのです。 3.このwhereを=the placeに置き換えてみると、このto不定詞が形容詞的用法の「~すべき・・・」の意味で使われているのがわかると思います。 例: the place to draw the line 「線を引くべき場所」 4.なお、このdraw the line「線を引く」は「一線を引く」=「区別する」「わきませる」の意味で使われている比喩表現です。 5.この例文のように、疑問詞+形容詞的用法のto不定詞の連語が「名詞句」として使われる例は、他の疑問副詞にも見られます。 例: I don’t know how to go there. 「どうやってそこに行くべきかわからない」=「そこに行く方法~」 I don’t know why to go there. 「何故そこに行くべきかわからない」=「そこに行く理由~」 I don’t know when to go there. 「いつそこに行くべきかわからない」=「そこに行く時間~」 6.また、この語法は疑問代名詞whatなどとも使うことができます。 例: I don’t know what to do. 「何をするべきかわからない」=「すること~」 以上ご参考までに。
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- duosonic
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(1)I don't have any major weaknesses that interfere with how I do my work. >>howを使う理由が良く分かりません。 ポイント(1) この場合の how は「方法、やり方」だと考えます。つまり「私の仕事の仕方の障害となる大きな弱点はない」。 ポイント(2) 「5W1H」ってありますよね。あの感覚で、こういう風に書き換えると howの意味がお分かりになると思いますよ: ・I don't have any major weaknesses that interfere with when I do my work.(時間:いつ仕事をするか) ・I don't have any major weaknesses that interfere with where I do my work.(場所:どこで仕事をするか) ・I don't have any major weaknesses that interfere with how I do my work.(方法:どう仕事をするか) (2)I know where to draw the line between being meticulous and being unproductive. >>what to doのようにwhere to drawは「すべきこと」のように、「のような感覚で訳すのでしょうか。 ポイント(1) 正にその通り、疑問詞 whereに to不定詞がくっついて「区別する場所を知っている」で良いと思いますよ。 where 本来の意味「どこで」を生かして、「where to ~ ⇒ どこで ~すれば良いかということを」ですよね。これがwhenなら「when to ~ ⇒ いつ ~すれば良いかということを」、whatなら「what to ~ ⇒ 何を~すれば良いかということを」と、それぞれその文章の目的語になりますね: ・I don't know where to go.(どこに行けば良いのか分からない) ・I don't know when to quit.(いつ止めたら良いのか分からない) ・I don't know what to do.(どうしたら良いのか分からない) ・I don't know how to sing.(歌い方が分からない) ポイント(2) なので、ご質問の文の場合: ・where to draw the line between ~ and ~ 、、、「~と ~との間のどこで境界線を引くべきかということを(わきまえている)」となりますよね。 ご参考までに。
お礼
duosonic様 いつもお世話になっております。ネット接続の問題がありまして、お礼のお返事が遅れまして大変失礼しました。 今回も詳細にご解説いただきましてありがとうございました。豊富に例文を挙げていただきまして、とても理解できました。 本当にありがとうございました。今後ともよろしくお願いいたします。
- marionet
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(1)「どの程度」支障となるのかを表す為に、程度を表すhowを使っているのではないでしょうか。 (2)draw the lineで「線を引く・線引き」ととれるので、 「どこに線引きするか(を知っている・分かっている)」のように訳すのが良いかと思います。 参考にしていただければと思います。
- 参考URL:
- http://dic.yahoo.co.jp/
お礼
Marionet様 ご回答ありがとうございます! なるほど、どの程度かを表しているんですね。 納得です。
お礼
Parismadam様 いつもお世話になっております。この度は、ネットに接続できる環境におらず、お礼が遅れてしまい大変申し訳ありませんでした。 今回ご回答頂いた内容も、一つ一つ英文の構造を細部に至るまで分析、解説していただきまして、本当に腹にスッと落ちるわかりやすい解説でした。 本当にありがとうございます。今後ともよろしくお願いいたします。