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なぜbeなのか?
質問します。 After four years of failure to restore the Union by war. . . justice, humanity, liberty, and the public welfare demand that immediate efforts be made to end the fighting. この中で immediate efforts be made to end the fighting とありますが、なぜ be なのでしょうか? are ではないのでしょうか? thatが関係代名詞で、受身の形のS+Vの構文だと思うのですが・・・ その部分だけの意味は、戦いを終わらせるために早急な努力が作られます。だと思います。 私が文法を知らないだけかもしれませんが・・・ よろしくお願いします。
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こんにちは。昨日のご質問では迅速なお礼のお返事を有難うございました。 ご質問: <なぜ be なのでしょうか?> 動詞demandのthat節内で使われているからです。 1.ご質問の動詞beはbe動詞の原形ですが、これは仮定法現在と呼ばれる用法です。 2.動詞に「提案・命令・要求」などの動詞がthat節を伴う時、その節の中の動詞は、通常助動詞shouldが必要になります。このshouldは必ずしも「~べきだ」と訳出されません。 例: He suggested(proposed/ordered/demanded)that we should start at once. 「彼は、我々はすぐに出発することを提案(命令・要求)した」 3.一方、このshouldを使う代わりに仮定法現在(動詞の原形)を使うこともできます。仮定法現在は、時制の一致を受けないので、主節が過去形でも節内の動詞は原形のままです。 例: He suggested(proposed/ordered/demanded)that we start at once. 4.ご質問文は、従属節の中が受身でbe+ppになり、動詞はbe動詞なので、その仮定法現在である動詞の原形beをそのまま使っているのです。 5.ちなみに、何故「仮定法」と名がつくのかというと、これらの動詞(提案・命令・要求)が表す内容は、実際はまだ行われていない事実だからです。まだ実現されていない動作を「そうした方がいい」「そうしてみたら?」などと仮定して示唆するので、「仮定法」になるのです。 6.なお、ご質問文の従属節内は、immediate effortsという無生物主語の受身の文になっていますが、ここでは、過去分詞を後置修飾の形容詞化して、主語にかかるように訳すときれいな意訳になります。 例: (直訳)「~終らせるために早急な努力がなされることを、要求している」 → (意訳)「~終らせるための早急な努力を要求している」 以上ご参考までに。
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これは仮定法現在ですね。しかし、仮定法と言っても仮定とは関係ありません。・・・ただ、例文が少し難しいので、もっと易しい文の方がいいんですが、仮定法現在とは、本体は動詞がto不定詞を取る時、to不定詞の主語が、文全体の主語と違う場合に that節を用いて節内の動詞を仮定法現在にします。例えば次の文です。 I demand to be paid. この文ではdemandとbe paidの主語はIなので一致します。しかし、一致しない場合に仮定法が使われます。be paidの主語がsheの場合です。この場合、次のように表現できます。 I demand that she be paid.
- litsa1234
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近頃この手の質問が多いということは、試験で流行っているのですか。 英語の動詞の体系には「直説法」と「接続法」があるということを知らないだけだと思います。日本の英語教育の問題かと思います。 これまでもいろいろ答えたので、食傷気味ではありますよ。 回答御免。
お礼
ありがとうございます。 これだけ多くの人がいれば当然同様の質問があるのは自然と思います。 アドバイスを下さる人の歴が長ければ当然それを見る機会も増えます。 逆に初めてアドバイスをする人には新鮮だと思います。 あなたが飽きても新しく来た人には新鮮です。 飽きるのはわかりますがそう思うなら答えなければよいと思います。
- googoo1956
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>thatが関係代名詞で、受身の形のS+Vの構文だと思うのですが・・・ ○ この「that」は「demand」という動詞の目的語を導く接続詞です。 ○ 動詞の目的語となる「that節」の中の動詞が原形になるのは、「that節」の内容が「命令・必要」を表す場合であることが考えられます。単なる「希望・予測」を表す場合には、たとえ未確定のことであっても原形にはなりません。 (1) I hope he 【will come】 to my house tomorrow.(希望・予測) (2) I demand that he 【come】 to my house tomorrow.(命令・必要) ○ (2)の英文では「come」という原形が使われています。この原形を用いる用法は古くからあるものなのですが、なぜか米国で好まれてつ使われています。逆に英国において、格式ばっているという理由で原形よりも「should+原形」の方が好んで使われていることは面白いことです。(「should」を用いる用法が先にあったわけではありません。) ○ お尋ねの部分の訳は次の通りです。 「正義、人間愛、自由、公共福祉などを実現するためには、争いを終わらせるための即座の努力が実行される必要があります。」 ○ ご参考になれば・・・。
お礼
回答ありがとうございます! 希望では原形にならないんですね。 アメリカとイギリスの違いは面白いですね。 私としてはわかりやすいイギリス式がいいですね(笑 丁寧な回答ありがとうございました。
- taked4700
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demandと言う動詞の目的節の中の文章なので、事実ではないからです。要求内容であり、未確定のことなので、現実の中で決定される現在形とか過去形と言う時制を取れないのです。この現象は結構広く見られ、demandだけでなく、suggest,adviseなどの動詞の目的節の中でも起こります。 よく、shouldが本来はあり、それが略されているので、原形動詞が来るのだと説明されます。 それ以外に、一種の命令文のような意識で、原形になっていると言う理解でも良いのかと思います。ともかく、現実のことではないので、現実のことを表す過去形とか現在形と言う時制を取ることができないと言うだけの話です。 でも、たとえば、I think he is a good man. のように、「思う」などの場合は、原形ではないのですよね。結局、どこで、現実と仮想の線引きをするかの問題があり、「~べきだ」のような感覚がある場合は、原形動詞を使うと言うことかと思います。
お礼
ありがとうございます! なるほど、そういう事情だったんですね。 現実と仮定の線引きは難しいですね。 でも、~べきだ の感覚がある場合は原形動詞というのがわかりやすいです。 参考になりました。
お礼
こちらこそ度々の質問への回答ありがとうございます。 仮定法現在だったんですね・・・orz すっかりわすれてました。すみません。 今回も非常にわかりやすい回答ありがとうございました。 仮定法の解説も納得できました。