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ドイツのワイマール憲法について

ドイツのワイマール憲法は、 社会権・生存権のどちらの権利を 世界で最初に保障したのか教えてください。

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  • merlionXX
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回答No.1

ワイマール憲法は、1919(大正8)年、社会民主党の主導下に策定され、共和主義・議会制民主主義・三権分立・人権尊重を原則としており、人権については、18・19世紀的な自由権中心のものから、現代的な社会権の規定を盛り込んだ斬新な憲法でした。 また、この憲法の大きな特徴は大統領の権限が非常に強かったことです。大統領は、国民の直接選挙で選ばれますが、首相任命権や国会解散権のほかに、公共の安全と秩序が危機に瀕したときには、国民の基本的人権の一時停止を含む非常大権を与えられていました。 この非常大権が後に乱用され、結局、制定から14年後の1934(昭和9)年のヒトラー政権誕生により、同憲法は廃止こそされませんでしたが事実上消滅することになります。 なお、生存権の規定としては1918年のロシア社会主義共和国憲法が最も古いとされています。

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