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フリータを憲法面から考察お願います!
今日の日本では主婦や学生を除く青年の20%がフリータと言われていますが、社会権や勤労者の権利や自己決定権の面からどうでしょうか? フリータが良いか悪いかを聞いていません。 お手数ですが、憲法上の保障されている権利を放棄しているかにみえるフリータについて教えていただけたら幸いです。
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まず勤労の義務から見れば十分に果たされていないでしょう。働ける環境にあるにも関わらず、満足に働いていないのですから。しかし、全く果たしていないかと言えば、またそれも違うと思われます。働かないと食べていけませんからね。 自由がきかない、というのがフリータに多い理由のようです。憲法には幸福追求権というのも保障されていますから、この面では十分行使しているでしょう。フリータは逮捕する!なんて事になれば、それこそ個人の自由です。国が関与するべきではありません。 次に社会権ですが、社会権というのは、国が国民に最低限の生活は保障するという内容です。フリータだから、健康保険、年金に加入できないということは無いですよね? 勤労の権利にも関わってきますが、労働基準法でいろいろな福祉が規定されています。フリータは基準法に適用外なら、権利保障されていないといえますが、労働基準法は、フリータ、正社員関係なく適用されています。 ただ権利を放棄しているのは否めないでしょう。年金や健康保険のお金を払ってないですし、有給休暇ももらっていない人も多いです。 憲法というのは大まかなものしか規定していません。当然権利が衝突します。自由と公共の福祉です。それらの関係のなかで考察してもある所では権利義務を果たしていない、ある所では権利を行使しているというのが結論かと思われます。 また、憲法→実体法→手続法→行政と降りてきて、私たち国民に具体的に関わってきますから、一番外枠の憲法だけでは考察するのは難しいですね。
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- tk-kubota
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>憲法上の保障されている権利を放棄しているかにみえる と云いますが、私は、フリーターとは云え、その者が権利放棄しているとは思えませんが、karusatoさんにとって、どの部分が放棄しているとお考えですか? 例えば、Aと云う会社の正社員になろうと、Bと云う会社のフリーターになろうと、その者が自由に選択することができ(自由選択は憲法で保証している)その責任は、その者が負うので、国家の関与するべきではありません。
- sabasiba
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憲法の面からということであれば 別に誰がどう生きようと勝手ですって書いてあります。(曲解しないでね。) それなりのリスクはしょってるので 別に問題はないでしょう。 個人の人生に口出しする様な憲法や国や人にろくなのはありません。
- p-p
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フリーターだからといって法律的に 保護や損といったことはありません ただ サラリーマンの厚生年金は収入に応じて支払い金額が増える(そのぶん年金受け取り金額も増える) 国民年金は 支払額が一定 という部分が 大きな違いじゃないでしょうか? 社会的信用度も違いますが これに関しては 法律の及ぶ範囲ではないので法的には関係ありません
お礼
参考になりました。ありがとうございます。
お礼
細かく書いていただきありがとうございます。 大変参考になりました。