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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:国語-古文の活用について)

古文の活用についての質問

このQ&Aのポイント
  • 古文の活用形について問題があります。特に已然形と連用形の判別に迷っています。
  • また、存続を表す助動詞についても理解できません。タ行四段活用の動詞がなぜタ行下二段活用になるのか疑問です。
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質問者が選んだベストアンサー

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  • sanori
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回答No.1

こんばんは。 理系のおっさんです。 「ければ」も「けれど」も、「けり」の後ろに助詞がくっついただけのことです。 「けり」(けれ)の前の動詞の活用形が何であるかは影響を受けません。 つまり、この問題は、惑わされても惑わされなくても、同じ結果になるということです。(笑) 【直後の助詞から判定するやり方】 上にも書きましたが、 「ければ」=「けり」+「ば」 「けれど」=「けり」+「ど」 です。 「けり」の前には連用形が置かれます。 ですから、 (眺め)ければ (せめ)ければ (とぶらひ)けれど (言ひ)ければ (燃え)けれと は、いずれも連用形です。 また、 「ねば」= 打消しの助動詞「ず」+「ば」 です。 「ず」の前には未然形を置くのがお約束。 よって、「おはせ」は未然形です。 【活用形を見て判定するやり方】 素直に、 未然、連用、終止、連体、已然、命令 の順に活用をしてみればいいです。 1.(眺め)ければ マ行下二段活用 眺め・ず、眺め・たり、眺む、眺むる・とき、眺むれ・ば、眺め・よ よって、已然形ではない。 未然形か連用形か命令形・・・・・ですけど、未然形でも命令形ではないというイメージは、わかりますよね。 ですから、連用形です。 2.(せめ)ければ これも1と同じくマ行下二段活用。連用形。 3.(とぶらひ)けれど ハ行四段活用 とぶらは・ず、とぶらひ・たり、とぶらふ、とぶらふ・とき、とぶらへ・ば、とぶらへ よって、連用形。 已然形ではない。 4.(言ひ)ければ これも3と同じハ行四段活用。連用形。 5.(燃え)けれと ヤ行下二段活用 燃え・ず、燃え・たり、燃ゆ、燃ゆる・とき、燃ゆれ・ば、燃え・よ 1、2と同様で、連用形。 6.(おはせ)ねば 「おはす」はちょっと厄介で、サ行変格活用でもサ行四段活用でもサ行下二段活用でも用いられていたようです。 サ変ならば おはせ・ず、おはし・たり、おはす、おはする・とき、おはすれ・ば、おはせ・よ 四段活用ならば おはさ・ず、おはし・たり、おはす、おはす・とき、おはせ・ば、おはせ 下二段活用ならば おはせ・ず、おはせ・たり、おはす、おはする・とき、おはすれ・ば、おはせ・よ ・・・ということで、活用形を見ても、未然形か連用形か已然形かがはっきりしません。 上に書いたとおり、「打消しの助動詞(ず)の前には未然形」というふうに考えるしかないかもしれません。 次に「立つ」の件ですが、 口語(現代語)の「立つ」(自動詞、五段活用)が、文語の四段活用の「立つ」に相当、 口語(現代語)の「立てる」(他動詞、下一段活用)が、文語の下二段活用の「立つ」に相当します。 自動詞の「立つ」と「立つ」 『校庭に旗が  立た・ない/立と・う、立ち・ます、立つ、立つ・とき、立て・ば、立て』(口語の五段活用) 『校庭に旗が  立た・ず、立ち・たり、立つ、立つ・とき、立て・ば、立て』(文語の四段活用) 他動詞の「立てる」と「立つ」 『校庭に旗を  立てない、立てます、立てる、立てるとき、立てれば、立てろ』(口語の下一段活用) 『校庭に旗を  立て・ず、立て・たり、立つ、立つる・とき、立つれ・ば、立て・よ』(文語の下二段活用) 存続を表す助動詞のご質問については、規約上、回答をしかねますが、 こちらの表の「意味」の項目で「完了・存続」と書かれているものを探せばよいと思います。 (4つあるみたいです。) http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8A%A9%E5%8B%95%E8%A9%9E_%28%E5%9B%BD%E6%96%87%E6%B3%95%29 以上、ご参考になりましたら。

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質問者

補足

ありがとうございます。 うーん、少し考えたのですが、 「立てり」は原文ではこう訳されています。「立っている」 これは恐らく存続でしょう。 このように、語尾に「り」などがついていて「~している」と訳せるものは、必ず下二段活用になる。ということでしょうか? 例:(めで)合へり→(へ、へ、ふ、ふる、ふれ、へ)