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貸借対照表の件
貸借対照表の資本で、 損益計算書で出た最終利益が、なぜ資本のところの数字に反映されるのか、わかりません。 理由がわからないので、詳しい方がいらっしゃいましたら、教えて下さい。 宜しくお願いします。
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はじめまして。現在簿記、ビジネス会計3級程度の知識しかないですが、わかる範囲でお答えします。 質問者様は何か資格の勉強中ですか? それとも、仕事で知識が必要なのでしょうか? 質問者様がどうゆう状況で、どこまで理解されているか、質問からは短かすぎてわかりませんでしたので・・・・基本から。 理解している場合は飛ばして下さいね。 会社は継続して活動していますので、通常1年ごとに区切ります。(この区切られた期間を『会計期間』といいます) そして、会計期間の最終日を『決算日』といいます。(ここでは3月31日を決算日とします。決算日は会社により異なります。) 決算日には『財務諸表』を作成します。 ・貸借対照表 ・損益計算書は 『財務諸表』です。 『財務諸表』を作成するのは企業の義務であり、経営者・投資家・債権者・従業員などの利害関係者(ステークホルダー)の判断を誤らせないという重要な意味があります。 例をあげます。投資家(株主)は、『財務諸表』」などを分析し、投資の判断を下し、株を取得。その後、投資先企業の『利益』に見合った配当金を受け取ります。 決算日の一定時点(3月31日)の財政状態を表すのが、「貸借対照表」。(資産、負債、純資産(純資産は資本を含みます)それらが、どれだけあるかを表しています。) そして、会計期間の(4月1日~3月31日)の1年間の経営成績を現すのが、「損益計算書」。(1年間にどれだけ儲かって、どれだけ損したかを表しています。儲ける為にかかった費用も含まれています) そこで質問に戻ります。 話を解りやすくする為、ある家計を例にとります。 6月の1ヵ月間の家計。 6月1日~6月31日が会計期間。 6月31日が〆日。つまり決算日です。 この〆日に、一か月分のお金の収支を計算します。これが決算整理といわれるものです。 これで、一か月分のお金の収支(つまり損益)が出ました。これが「損益計算書」の最終的な利益である『当期純利益』です。 勿論、マイナスになれば『当期純損失』になるのは言うまでもありませんね。 さあ、そこで!! ☆★☆7月の予算は☆★☆ たとえば、家中の資産、住宅ローンなどの負債、お金を賢く運用するための運用軍資金などをかき集めて、6月31日時点の資産、負債、純資産をすべて算出したとします。(^-^;)アセ 家庭で毎月こんな事してたら大変ですが(爆) それを表にしたのが「貸借対照表」です。 わかりました??? 今、損益計算書で出た最終利益が貸借対照表に反映されましたね♪ なぜなら、全財産かき集めて(6月31日に算出された最終収支(損益)・・つまり、『当期純利益』もひっくるめて)「貸借対照表」を作るのですから。全部!ですから。 そして、それらの「財務諸表」を元に7月の予算を立てます! いい感じですね♪6月に節約できた分7月は余裕ができ^^ 浮いたお金で投資先を増やし、大儲け(笑)そこで、お金の元手を作ってくれた旦那様にも儲けたお金を配当して、感謝の意を伝えます。 続く・・・・・ ◆もう少し詳しく述べると◆ 「貸借対照表」は資産、負債、純資産がありますね。(資産=負債+純資産 参考までに) この『純資産』には I「株主資本」というくくりがあり、 1 資本金 2 資本剰余金 ●3 利益剰余金 4 自己株式 と、さらに4つに分類され 当期純利益は、この ●3 利益剰余金 をさらに2つに分類した (1)利益準備金 ★(2)その他利益剰余金 の ↑ ココ!!!に含まれます。 ※結論、決算日に計上された『当期純利益』は、『貸借対照表』の「純資産」(以前は資産と呼ばれていましたが、現在は純資産です。)に反映され、『財務諸表』が完成します。 以上(^-^)-☆ 長くなってしまいましたが、問題の解決に役立てば幸いです。 絵や図を交えればもっと解りやすと思いますが☆文章だけで説明するのはまだまだ私のレベルでは難しいですね☆★☆ しかし、良い勉強になりました。ありがとうございました。 よろしかったら、ビジネス会計の勉強をされるのもいいかと思いますよ。それでは。お邪魔しました☆
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- dontknockt
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(1)よく知らないんですが、今の会社法、金取法のBSでは、当期利益や未処分利益の金額で、PLとBSが直接つながることはないと思うんですけど。 (2)学問的に正確な説明はわかりませんが、大雑把にいうと、結局、BSもPLも同じもの(=純資産の金額)を表現しているから、つながりというか反映ができるんじゃないでしょうか。 PLの最終利益=一定期間(4/1~3/31)の純資産の増加額 BSの資本=一時点(3/31)での純資産の残高 ∴期首の純資産残高+最終利益(PL)+純資産のPLを通さない当期増減=期末の純資産残高(BS)
※少し質問します(^・^)dddさんの銀行預金の利息(利子)はアナタの資産ですよ。全て現金で引き出てごらん。利息も+してあるよ^^ ※さて勘定科目は下記の(1)(2)(3)(4)(5)の中に原価要素があって、その中が分類された形になっています。 (例)費用の中に「販売費科目」の中に「運送費」があり「自動車費用」があり「自動車ガソリン代・・内容」のようになっています。 (1)資産(例)現金・預金・売掛金・・・ (2)負債(例)買掛金・・・ (3)資本(例)未処分利益 (4)収益(例)売上「商品売上(利)益でした」 (5)費用(例)仕入「商品を仕入れました」・給料・税金・通品費・・ ※損益計算書は(4)収益(5)費用から構成されています。つまり売上高(収益)・売上原価(費用)・売上総利益・販売費(費用)・管理費(費用)・営業利益・経常利益・特別利益・特別損失・税金・・・等々を差し引いた儲けを利益と言うのです。 ※じゃここに儲かった現金があります。儲かった利益は資本にして会社を大きくするんだよ^^それには資本の部の剰余金に+して資本を膨らませてゆくのです。 ※整理して貸借対照表を作るよ(^・^)(1)資産の部:(2)負債の部(3)資本の部剰余金( )ここに利益を+するから(3)資本なんだよ(^・^) ○ただ漠然と読まないで、理解(取引)しながら考えると分かります。今日の授業はおしまい(^・^)ガンバ
- HDKYDK1978
- ベストアンサー率52% (168/321)
貸借対照表と損益計算書を併せて考えると分かるのではないでしょうか。 資産 負債 資本 費用 収益 ――――― *** *** ← 借方と貸方の合計は一致 簡単な数字を当てはめてみます。 【期首】 資産10 負債5 資本5 費用 - 収益 ‐ ――――――― 10 10 ~~~~期中取引~~~~ 【期末】 資産20 負債10 資本5 費用10 収益 15 ← 当期利益 5 は B/S の資本へ ――――――― 30 30 【翌期首】 資産20 負債10 資本10 費用 - 収益 ‐ ――――――― 20 20 期首 - 期中 - 期末 にかけて B/S と P/L を常に絡めて仕訳をしてるので 損益計算書で出た最終利益が資本のところの数字に反映されます。
- lexanblue
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最も単純な形で表現すると次のようになるのでは・・ 損益計算書 売上=経費+最終利益 貸借対照表 資産=負債+資本+最終利益 負債+資本+最終利益は、資産の内訳と考えてください。 預金などで増えた資産が最終利益となって現れます。
- mojitto
- ベストアンサー率21% (945/4353)
資本は元手という意味で、次の利益を生み出すためのお金です。 当期純利益は来期の利益のための元手となります。 よって、資本の部に入ります。 また資本の部は株主の出資とその利回りの部と考えることができます。 当期純利益は株主の出資に対する利回りと考えられるので、資本の部に入ります。