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損益計算書、貸借対照表について
損益計算書、貸借対照表の有用性や限界について教えてください!!
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- グイン リアード(@guin_riard)
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有用性については、No1の方が言っているように、使い方によって変わります。 おおざっぱに言ってしまえば、自社のものにしろ、他社のものにしろ、会社の内容がかなりわかります。 たとえば、大きく見ても、貸借対照表の右を見ると、資金の調達内容がわかります。(自己資金、外部からの資金) 逆に、左側は、会社の資産をどのように持っているかわかります。(固定資産、流動資産) 損益計算書を見ると、本業での利益(営業利益)、副業での利益(経常利益)、臨時に発生した利益(税引前利益)など、利益の内容がわかります。 もっと細かく見ると、貸借対照表表の流動資産と流動負債を見ると支払い能力がわかります。……等、かなりの情報が読めます。 限界ですが、これも多々ありますが、最近話題になっているものとして、阪神電鉄での固定資産の資産価値のように、実際と数字が違うことがある。 とりわけ私が重要だと思うのは、回収不能な売掛金など数字からだとはっきりしないものがあるということです。 (売上高と売掛金と手形の比率である程度予測はできますが) そして最大の限界は、某化粧品会社のように粉飾決算などごまかしがあると、全然使い物にならなくなるということです。
- section9
- ベストアンサー率50% (3/6)
・損益計算書、貸借対照表の有用性 これは各種利害関係者によって異なってくると思います。なぜなら、それぞれ必要としている情報が、投資家だったら企業の配当や収益力、債権者だったら企業の債務弁済能力、国や地方公共団体だったら税負担能力と違っているからです。 ・損益計算書、貸借対照表の限界 これを限界というのかは分かりませんが、今日ある財務諸表が絶対的なものではなく、相対的なものであるということがそうなんじゃないかと思うんです。なぜなら、例えば減価償却の手続きは3つの要素である取得原価、耐用年数、残存価額から構成されています。が、この中で客観的数値と言えるのは取得原価のみで、ほかの数値は見積りの数値と言え、結果、そこで計算された数値は絶対的なものを保障するのではなく、相対的なものにならざるを得ない、と言った点が挙げられるからです。