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"health food"と"healthy food"
"healthy food"という言い方はよく見るのですが、英語教材にウサギが"health food"だと書かれてあるのに気づき、辞書で訳を調べると「健康食品」とありました。 "health food"と"healthy food"、2つにニュアンス的な違いがありますか? もし2つに違いがあるなら、例としてどんな食品が挙げられるかにも興味があります。 何か思いつかれる方、宜しくお願いいたします。
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はじめまして。 ご質問1: <2つにニュアンス的な違いがありますか?> 簡単に言えば、客観的か主観的かの違いです。 1.health food: (1)healthと断定的に言い切っています。 (2)つまり、栄養学的に「健康である食品」と定められているもの、習慣的にそうみなされているもの、一般に認められているものに使われます。 (3)従って、「客観的に健康的な食品」のことです。 (4)例えば「豆腐」「大豆」「野菜」など誰もが「健康」と認める食品です。 (5)栄養学の分析から人工的に加工された食品も「健康食品」に分類されます。 例: 「カロリーメイト」「ヤクルト」「ヨーグルト」 2.healthy food: (1)healthyは形容詞で、「健康な感じのする」と話し手が主観的に感じる形容です。 (2)つまり、世間一般に認められている・いないに関わらず、話し手が「健康である食品」と感じるものに使われます。 (3)従って、「主観的に健康的な食品」のことです。 (4)例えば「豆腐」「大豆」「野菜」など世評に関わらず、話し手にとっては「健康的な」食品です。 (5)主観的ということは、個人によってその感じ方が異なることもあるということです。例えばお蕎麦好きの人にとって蕎麦が健康食品になっても、蕎麦アレルギーの人にはhealthyとは映りません。 3.両者の違い: (1)以上から両者とも同じような意味で使われ、同じ食品がダブルこともあります。 (2)health foodはそう断定されている食品で、例え誰かがその食品にアレルギーがあっても、その人はその食品をhealth foodと呼びます。 (3)healthy foodは主観的なそう感じる食品で、その食品にアレルギーのある人にとってはそれはhealthy foodとは呼べないわけです。 (4)つまり、卵アレルギーのある人にとって 「私は、卵はhealth foodであることは認める」 「私は、卵はhealthy foodとは思わない」 ということになります。 4.別の単語を使って例示すれば、ミスユニバースの参加者はbeautiful woman「美しい女性」ではなく、beauty「美女」になります。 つまり、beautifulという主観的な形容詞ではなく、beautyという断定的な名詞を使います。 主観的にどう思おうとも、彼女達は「美人と認められて選出された美女」、すなわち客観的な美女だからです。 これはhealthyかhealthかの違いに相当します。 以上ご参考までに。
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- daisy_lamoo
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ニュアンス的な違い。確かにあると思います。 自信ありませんが、こんな感じかな。というのは… health food・・・健康食品。 healthy food・・・身体によい食べ物。 例えば、食品業界で資料などに使われる用語はhealth foodでも、 一般の消費者が日常会話で使うのは、healthy food 形容詞プラス名詞で、使うのが一般的ですが、ビジネスなどではその形が変わることもありなのかな。と思うんです。 日本語でも、例えば、本を読む。という言葉もあれば、読書。という言葉もあるし、話し合い。という言葉もあれば、会議、会合。という言葉もあるのと同じで。その言い回しがやわらかいか堅いか。 根拠もなく、調べたわけでもありません。 ちがっていたら、ごめんなさい。
お礼
感覚的にぼんやり違いを感じていましたが、この回答にも頷きました。 ビジネスと日常会話という対比が、客観的ニュアンスと主観的ニュアンスにつながらなくもない気がします。 ありがとうございました。
お礼
大変分かりやすい解説に感謝します。 なんとなく違うな、と感じていたものを、いろんな切り口と例で説明してくださり、とても役に立ちました。 BeautyとBeautiful womanについても、ただただなるほどその通り、と思いました。 ありがとうございました。