- ベストアンサー
異類婚姻譚について」
ヨーロッパにおける異類婚姻譚には 白鳥処女説話に限らず、他の動物や妖精等、 または神や女神等との結びつきまで含めると どういったものがありますでしょうか? 特に、西欧地域に存在する説話について教えて下さると助かります。
- みんなの回答 (1)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
ワーグナーの「ニーベルングの指輪」はゲルマン神話・北欧神話を題材に書かれたオペラですが、ここには異類婚姻譚(神々、地底族、人間)がたくさん出てきます(というか、それ以外無いくらい)。有名なジークフリートは、地底族:ニーベルング族のアルベリヒと人間の女性との間に生まれた兄弟の子供です。 そのジークフリートは、ヴァルハラ(神々の国)のワルキューレの乙女ブリュンヒルデと愛し合う・・・等々。 元になったゲルマン神話は、私は知らないのですが。 同じくワーグナーの「タンホイザー」だって、ヴェーヌス(ビーナス)とタンホイザーの異類婚姻譚場面があります。こちらは、中世ドイツの「タンホイザー」と「ヴァルトブルグの歌合戦」という2つの説話が原作だそうです。 そういえば、ディズニーの「美女と野獣」も典型的な異類婚姻譚では?
お礼
ありがとうございます。北欧神話体系だとかなり数があるようですね。 もう少し掘り下げてみます。 美女と野獣も神話に基づいているようなので、もう少し調べてみます。