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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:B/Sの当期正味財産増加額と収支計算書の当期収支差額は一致しなくても良いのか?)
B/Sの当期正味財産増加額と収支計算書の当期収支差額は一致しなくても良いのか?
このQ&Aのポイント
- 経理の初心者です。NPO法人の決算処理についての質問です。管理部門から事業部門に立替金30,000円を支出し、貸借対照表や収支計算書での処理について分からない点があります。
- 立替金と預り金の処理については、相殺処理を行うのが適切であり、立替金(管理)/預り金(事業)という仕訳をする必要があります。
- しかし、この処理を行うと貸借対照表の当期正味財産増加額と収支計算書の収支差額に30,000円の誤差が生じる場合があります。ただし、事業部門と管理部門の合計では一致するため、問題はないと言えます。
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noname#78412
回答No.1
根本的に、各財務諸表の意味を理解していないようです。 収支計算書とは、財産のうち資金(現金預金及び短期金銭債権債務)の増減額を計算します。正味財産増加額は資金、固定資産その他の財産の増減を表示するものですから、収支差額(資金だけの増減額)とは一致しないのが普通です(資金以外の財産・負債がない場合には一致します)。 質問では良くわかりませんが、立替金・預り金は資金の範囲に含めていないのではないでしょうか。そうだとすると、30,000の不一致が生じるのは当然です。 正味財産増加額は本来正味財産増減計算書を作成しなければ計算できません。正味財産増減計算は一取引二仕訳で経理します。 (管理会計) 立替金(貸借科目)30,000/立替金増加額(正味財産科目)30,000 他部門繰入金支出(収支科目)30,000/現金預金(貸借科目)30,000 (事業会計) 現金預金(貸借科目)30,000/他部門繰入金収入(収支科目)30,000 預り金増加額(正味財産科目)30,000/預り金(貸借科目)30,000 仮に一取引二仕訳を起票していないとしても、決算上は上記のような状況になっているため、正味財産科目分が「不一致」になっているということでしょう。これで正しいように思います。よくわからなければ正味財産増減計算書を作ってみることです。
お礼
分かりやすい解説をありがとうございます。簿記の知識もなく、何もわからない状態で非常に困っておりましたが、おかげさまで助かりました。 一取引二仕訳や正味財産増減計算書についてももっと勉強し、理解できるように努めたいと思います。