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損益の仕訳の順番
決算期に まず最初に、貸借対照表、損益計算表を作成し 当期純利益(もしくは損失)を出し、 そのあとに 当期純利益/繰越利益剰余金 の仕訳をする。 であってますか? 「当期純利益/繰越利益剰余金」 の仕訳は決算の最後の最後に行うのでしょうか?
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質問に関してですが、 当期純利益(損失)=繰越利益剰余金なのですが、問題点があります。 ■当期純利益(損失)は勘定科目? 当期純利益、当期純損失というのは勘定科目ではありません。 便宜上、わかりやすくするために使っているだけであって、 この記載が出てくるのは、あくまでも「貸借対照表」や「損益計算書」などの決算報告書です。つまりそれ以外では使うことができません。 ■当期純利益(損失)という勘定科目が存在しないから「繰越利益剰余金」がある つまり仕訳上「繰越利益剰余金」として処理することになるのです。 基本的には、資本金勘定や損益勘定を使って振り替える形になります。 ●当期純利益 繰越利益剰余金/資本金…資本金勘定へ 損益/繰越利益剰余金…損益勘定へ ●当期純損失 資本金/繰越利益剰余金…資本金勘定へ 繰越利益剰余金/損益…損益勘定へ
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- omeletto
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>「損益勘定へ」とういうのは「損益計算書へ」と言うことでしょうか? 全く異なります。 損益計算書は「決算時に記帳する報告書」になります。 損益勘定はそれとは異なり、決算時に収益と費用をこの損益勘定に振り替え、その差額が繰越利益剰余金となるのです。 こちらはあくまでも「勘定科目の一種」になります。 二つは似ていますが、全く別物だという認識が必要です。 二つの決定的な違いは、 損益計算書では「当期純利益(損失)」として利益(または損失)を計上することができますが、損益勘定は「勘定科目の一種」のため「当期純利益(損失)」という存在しない勘定科目を計上することが出来ない点です。 この辺は間違いやすい部分なので注意が必要ですね。
お礼
損益勘定は当期純利益を出す為の勘定ですね。 ありがとうございます。
お礼
お返事ありがとうございます。 当期純利益という勘定科目はないのですね。 「損益勘定へ」とういうのは「損益計算書へ」と言うことでしょうか?