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離散数学になるのかな?
3日ほど考えたんですが、分からないので質問します。 p を素数とする. 2 以上 p-1 以下の自然数 a と自然数 b について, a^b ≡ 1 (mod p) に対して位数が p - 1 となる a を列挙せよ という問題です。 p = 97 の時 a は32個あるらしいのですが、 具体的にはどのようなことをするのか教えていただけませんか? P・S いろいろネット上で調べたのですが、フェルマーの小定理と関係があるんですか?
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>いろいろネット上で調べたのですが、フェルマーの小定理と関係があるんですか? 関係あり過ぎです. まずはmod pにおける原始根を1つ探し,それをrとします.原始根とはi < p-1ならr^i ≡ 1(mod p)となるような数,つまり位数p-1の数のことです.(フェルマーの小定理より,p-1乗したら必ず1に合同になります) 物の本には「原始根表」「mod pでの指数表」なるものが載っているのでそれを参照. するとr^1,r^2,…,r^(p-1)は(mod pで)相異なる数になります.あとはr^iの位数を考えればいいのですが,iとp-1の最大公約数をdとした時,位数は(p-1)/dであることが簡単にわかります. つまりiがp-1と互いに素であることが,r^iが位数p-1になることの条件となります. 以上の話にp=97を代入すればOK.原始根の個数は「96以下の自然数で96と互いに素なものの数」ですから32個なのです.
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- nubou
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この定理の親戚がRSA暗号に使われています 最初にはやった非対称暗号です 今でも広く普及しています
お礼
前述にもありますように、C言語のプログラムを作っていまして、 そのような話は講義中、具体的な内容は説明されてませんが、紹介はされました。 暗号化理論の基礎になるものだと認識しております。 回答ありがとうございました。
お礼
数学の苦手な私に、これほどまでに丁寧に説明していただき、ありがとうございます。 実はpを入力した時に、そのaとaの個数を表示するC言語のプログラムを 作っていまして、おかげさまで完成することができました。 >関係あり過ぎです. フェルマーの小定理をつい最近知ったばかりで自信が持てませんでしたが、 だいたいは理解できたみたいです。ありがとうございます。