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ヘモグロビンの熱変性
先日、実験でヘモグロビンを熱変性させて、冷却しながら連続的に吸光度を測定しました。 38.8℃まで吸光度は上昇したの出すが、その後低下していきました。 巻き戻りが正常に行われなかったと思われるのですが、理由が分かりません。 吸光分析やタンパク質関連の書籍を調べていたのですが、これに関する記述は見つかりませんでした。 分かる方がいましたら教えてください。
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おはようございます。 ご質問の内容から、実験にお使いになった波長では、38.8℃に吸収極大となるようにヘモグロビン(またはそのサブユニット)が構造変化を起こしていることはわかりますが、温度変化によるタンパク質の変性が可逆的なものか、それとも不可逆的なものなのか、巻き戻りが正常に行われなかったのかどうかはわかりません。 巻き戻りが正常に行われない原因には、結合に酵素的な反応を要求する場合、水素結合の腕が複数ある場合、結合に特異な条件(たとえばph)を要求する場合などが考えられます。 色々な波長、温度条件で実験をして、また、一度実験したもの(巻き戻りが正常に行われなかったと思われるもの)をもう一度実験に使うと、タンパク質としてのヘモグロビンの性質を、より詳しく知る事ができると思います。
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- otx
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回答No.1
何に対する「吸光度」ですか? 波長は?
質問者
補足
405.0nmです。
お礼
回答ありがとうございます。 自分もこれほど限定的な実験でヘモグロビンの性質を知るのは無理だと考えていました。 今回の実験は学生実験で行ったので時間的な制約もあり、アドバイスされていることを実行することが出来ません。 ですが、今後の実験の参考にさせていただきます。