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タンパク質とトリクロロ酢酸
トリプシンによるタンパク質の消化と加水分解の実験を行いました。 トリプシンを加えた後、タンパク質変性剤としてトリクロロ酢酸を用いて、それを濾過し、吸光度を測定しました。 タンパク質は酢酸を加えると酸変性をおこしますよね。 このとき、トリクロロ酢酸は何を溶解し、また、溶解したあと、濾過の操作で何と何に分離したのでしょうか?
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こんにちは トリクロロ酢酸は蛋白質変成剤として加えたのですね。 ということは「何かの溶剤」として加えたのではない、ということです。 さて、トリプシンは酵素ですね。酵素は蛋白質の一種ではありませんか。 つまりトリクロロ酢酸は基質の蛋白質を変性させるためではないということです。 トリプシンを加えてからトリクロロ酢酸を加えるまでの時間が重要だったのではありませんか? 一般的に濾過をする場合は溶けているものと溶けていないものを分離します。 消化される蛋白質に何をつかったのかわかりませんが、普通に考えてみると 「溶けた蛋白質(アミノ酸やペプチド)」と「まだ溶けていない蛋白質」に分けたんだと思います。 トリプシンはエンドペプチダーゼですから、ペプチド鎖をあちこちで分断するように加水分解します。 この「あちこち」がどのあたりかは調べてみてください。 短くなって水溶性になったペプチド鎖がフィルターを通過したと思えばいいでしょう。 ところでトリクロロ酢酸を加えたらトリプシンは変成して不溶性になったでしょうか。覚えていますか?
補足
ご回答、ありがとうございます。 正直な話、自分は根本的に理解できてない部分が多すぎて呆れてしまうかもしれませんが・・・。 卵白(加熱したものと加熱していないもの)が入った液に トリプシンを加えて15分反応させた後、トリクロロ酢酸を加えて濾過したものと、 トリクロロ酢酸を加えた後トリプシンを加えて5分反応させ、濾過したものに分けて、 それぞれローリー法試薬とフェノール試薬を加えて放置し、吸光度を測定しました。 トリクロロ酢酸を添加した後、白濁したものと透明になったものがありましたが、どちらがトリプシンが変性したものなのかよくわかりませんし、吸光度が高いほど、何がどうなるのかもよくわかりません。 わからないことだらけで申し訳ありません・・・