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伴性遺伝について(性差のある病気)

遺伝子疾患はたくさんあると思うのですが、伴性遺伝の疾患は、 女子は見かけが健康な保因者となるだけで、男子に発現するものしか知りません。 逆に、女子だけが病気になるものはありますか? 息子が今、そこを学んでるらしく、『男って損だな』と言うものですから、 「もし、女性特有の臓器に関する遺伝子疾患があるなら、 それは男子には遺伝しないと思うんだけど…」 と答えておいたのです。 誤ったことを子供に言ってしまわなかったか?と少し心配です。 私の学生の頃は『血友病の女性患者はいない(生存できない)』 と教わった時代なので、不確かな知識しか持っていませんので…。 お時間がありましたら教えてください。 宜しくお願いします。

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  • misa-on28
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回答No.1

伴性劣性遺伝の場合でも致命的でない病気の場合は (子作りできる状態を保てるものならば) 患者男性(xY)×保因者女性(xX)の組み合わせで女性患者も出現しうることになります。 また伴性優性遺伝病の場合は女性でも男性でも病気の原因となるX遺伝子を持つと発現しますが、病気の種類によっては男性の胎児が高確率で流産して結果的に女性患者がほとんど、と言うものもあるようです。 ただこの場合患者としては現れなくても流産となる訳ですから「やっぱり男は損だな」ということもいえるのかなとおもいます。 女性特有で遺伝子の関与するものと言えばターナー症候群でX遺伝子を1つだけ持つと言うものです。これは外見女性ですが女性としての正常な発達をせず、内生殖器もほとんど発達しない、というものですが、逆に男性型でもクラインフェルター症候群といって遺伝子XXYになる病気もありますから、性染色体の数の以上による病気は男女ともにあるといっていいでしょう。 ただ遺伝子の病気はともかく、関節リウマチなど自己免疫疾患系の病気には女性に多い病気もありますから、トントンと言うことで息子さんには強く生きていってもらいたいと思います。

torato
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 ターナー症候群等、教えていただき、ありがとうございます。 知りませんでした。 私が学生だった頃は、 「血友病遺伝子は致死遺伝子であり、ホモ型では生存できない。 だから、女性の血友病患者は存在しない」 と教えられた時代でした。誤りだったのですよね~。 もしかしたら、息子もまた、 成長してから新しい事実が発見されたりすることが あるのかもしれません。 その頃迄には「男は損だ」などという次元の低い嘆きをせぬよう、 勉学に励ませたいと思います。 ありがとうございました。 また教えていただく機会があるかもしれません。 ぜひよろしくお願いします。

その他の回答 (1)

  • Tacosan
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回答No.2

未確認ですが, ちょっと検索した限りでは「子宮がんの可能性を高める遺伝子異常」が存在する可能性があります. さすがに男が子宮がんにかかる可能性は低いだろ....

torato
質問者

お礼

私もそう思います。ありがとうございました。

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