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赤緑色覚異常の1型と2型の夫婦間にできた女子の色覚
赤緑色覚異常には 赤錐体細胞が機能しない1型2色覚と 緑錐体細胞が機能しない2型2色覚がありますね。 どちらもX染色体に遺伝子が存在する伴性遺伝ですが 1型2色覚の男子と、2型2色覚の女子(保因者でない)の間にできた女子は 父親から緑錐体細胞の機能を、 母親から赤錐体細胞の機能をもらえるので 正常(3色覚,ただし保因者)あるいは 以前の呼び方で言う色弱になるのではないかと思うのですが どうなのでしょうか?
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X染色体は発生過程でどちらか片方がランダムに不活性化されますから、両方正常な視細胞は1つもできない事になりますが、網膜上にはどちらかが正常に機能する細胞がモザイク状に分布することになりますから、どちらの色もそれなりに知覚できるものと思われます。 以下のような記事もありました。 女性で赤緑色盲が少ない理由 http://www.nig.ac.jp/color/barrierfree/barrierfree1-6.html
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- guragura77
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回答No.2
>“それなり”なのですね。 前回の回答に書いた理由からそうなるのではないかと考えている、という事です。 そのような遺伝子型の人の表現型のデータを持っているわけではありませんし、調査が行われているかも知りませんので、あくまでも推測です。 >ミケネコの原理と繋がるものがあると考えて良いでしょうか。 X 染色体の不活性化によってモザイク状になるという原理は同じだと考えています。
補足
回答ありがとうございます。 “それなり”なのですね。 ミケネコの原理と繋がるものがあると考えて良いでしょうか。