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極限値ーーーー!!!
教科書に「ある区間Iに含まれている任意のxに対してf'(x)が存在するとする。このときx=aが区間Iに含まれていれば、x=aにおける微分係数f'(a)は f'(a)=lim・f(x)-f(a)/x-aによって定義されるからxが十 x→a 分aに近いときf'(a)の値はf(x)-f(a)/x-aの値にほぼ等しいと考えられる。よってxが十分aに近いならば f'(a)>0のときf(x)-f(a)/x-a>0である。」とあったのですが、f'(a)が正であり、かつ0にとても近い値だったとしたら、f(x)-f(a)/x-a=0となる場合もありうるのではないのでしょうか? お願いします!!教えてください!!!
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>f'(a)が正であり、かつ0にとても近い値だったとしたら、 まず「とても近い」の意味がわかりませんよね。あなたはどれくらいの値だったら0に近いと思いますか? 0.001ですか?0.00000001ぐらいですか? 質問者が疑問をもった原因は明らかです。 高校の微積分では極限を定義していないからです。 たぶん高校の教科書では極限の定義で「限りなく近づいていく」などと書いていますが、これでは全く説明になっていません。 「限りなく~」とか「近づく」はあくまで人間の感覚に訴える言葉で、数学的には全く理解できない言葉なんです。上に書いたように0.001が0に近いか遠いかなんて答えられないでしょ? ですんで、高校の数学の範囲ではbell-bellさんの書いておられる解答以上に満足な解答は書けません。 ですが、解答にある「十分」という言葉は、意味はあいまいでありながら実は結構使われる言葉で、「十分」の意味は後ろに来る命題が成り立つくらいに「十分」ということです >f'(a)が正であり、かつ0にとても近い値だったとしたら、f(x)-f(a)/x-a=0となる場合もありうるのではないのでしょうか? 質問者のおっしゃるように、もしf(x)-f(a)/x-a=0となってしまっても、もっとaに近いxをもってくれば、f(x)-f(a)/x-a>0が成り立つようにできるということです。これが「十分近い」という意味です。 厳密な証明はuyama33さんの書いておられるようにεーδを使う必要があります。これは通常、理系の大学1回生が学ぶ内容です。 εーδを使った lim f(x) = b x→a の定義は次のようになります。 任意のε(>0)に対し、あるδが存在し、 |x-a| < δ を満たすすべてのxについて|f(x) - b| < ε いきなりでわけわからないくなったかもしれませんが、じっくり考えてみてください。どんなεを選んだとしても「|x-a| < δ ⇒ |f(x) - b| < ε」が成り立つようなδが存在する。これがεーδを使った極限の定義になります。 εーδを使うと問題の厳密な証明もかけます。(質問者は混乱するかもしれませんが。) f'(a) = 2 ε (> 0)とする。 f'(a)の存在からあるδに対し|x - a| < δ を満たすxに対し、|f(x)-f(a)/x-a - f'(a)| < εが成り立つようにできる。 そのようなxについて |f(x)-f(a)/x-a| > |f'(a)| - |f(x)-f(a)/x-a - f'(a)| > 2ε - ε = ε > 0 である。
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- mmky
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追伸: #2+#5です。皆さんの回答も出ましたので、 質問者に、参考までに追伸します。 #5で参考に書いた定義は、1965年版「微分積分学精説:岩切晴二著」を参照したものです。ということで、昔はbell-bellさんの指摘でも正しかったということですね。 温故知新ということで、参考まで
- marpon
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>>|f(x)-f(a)/x-a| > |f'(a)| - |f(x)-f(a)/x-a - f'(a)| > 2ε - ε = ε > 0 >だけでは不足では? また三角不等式なら, 最初は">"でなく"≧"では? oshiete_gooさんのおっしゃるとおりです。寝ぼけた式を書いてしまってお恥ずかしい。絶対値の記号が余分でした。 |f(x)-f(a)/x-a| > |f'(a)| - |f(x)-f(a)/x-a - f'(a)| > 2ε - ε = ε > 0 のところは f(x)-f(a)/x-a >= f'(a) - |f(x)-f(a)/x-a - f'(a)| > 2ε - ε = ε > 0 でした。 これで証明になったかな?
お礼
ありがとうございました!お礼が遅くなってしまってすみません!
- oshiete_goo
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>もっとaに近いxをもってくれば、f(x)-f(a)/x-a>0が成り立つようにできるということです。 これを示すとすれば >|f(x)-f(a)/x-a| > |f'(a)| - |f(x)-f(a)/x-a - f'(a)| > 2ε - ε = ε > 0 だけでは不足では? また三角不等式なら, 最初は">"でなく"≧"では?
お礼
お礼が遅くなってしまいまして・・ありがとうございました!
- mmky
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#2です。よくダシュが見えなかったもので、ごめん! やっと意味とれました。 微分の定義ですね。 参考になると思いますので、正確に書いておきます。 (1) 関数f(x)のx=a における微分係数が有限確定であるときにはf(x)は、 x=a において微分可能である。区間Iの属するすべてのxの値に対して f(x)が微分可能なときには関数f(x)は区間Iにおいて微分可能である。 (2)関数f(x)が区間Iにおいて微分可能であるときは、f(x)は区間Iにおいて 連続である。 (2)の証明 区間Iに属する任意の一つのxの値をaとするとき、f(x)はx=a で連続であることを証明すればよい。 仮定によって h→0 lim {(f(a+h)-f(a))/h}=f'(a)(有限確定) であるから {(f(a+h)-f(a))/h}=f'(a)+ε とおくと f(a+h)-f(a)=h{f'(a)+ε}, ここでh→0 のとき、ε→0 だから h→0 lim {(f(a+h)-f(a)}=0 従って, x→0 lim f(x)=f(a) だから f(x)は x=a で連続である。 (3)h→0 lim {(f(a+h)-f(a))/h}=f'(a) が有限確定であるためには、 h→(-0) lim {(f(a+h)-f(a))/h}=h→(+0) lim {(f(a+h)-f(a))/h} ということです。 「f'(a)が正であり、かつ0にとても近い値だったとしたら、f(x)-f(a)/x-a=0となる場合もありうるのではないのでしょうか?」 の答になっていますか。 ずれてたらごめんね! 参考まで
お礼
お礼が遅くなってしまいました・・すみません!ありがとうございまいした。
- toru1025
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「xが十分aに近いならば・・・」 というところの、曖昧さからの疑問のように感じます。 「十分に」は「極端に」「徹底的に」と考えた方がいいようですよ。 「f(x)-f(a)/x-a」を「f'(a)」と見なしていいくらいに近いんです。 ですから、f'(a)が正のときは、ほぼ(徹底的に)f'(a)に近い値のf(x)-f(a)/x-a は、正となります。 「十分近い」という表現は、 f'(a)がゼロにとても近い値でも、f(x)-f(a)/x-aがゼロになってしまわないくらいに「十分に」正の値であるf'(a)に近い値と考えてみてください。
お礼
お礼が遅くなってしまいました・・ありがとうございました!
- uyama33
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昔の本ですが 高木貞治 解析概論 を、買うか 数学の先生に話して貸してもらうか 図書館で借りるかして εーδ論法 の所を読むと 納得できる説明があります。 困るのは 十分aに近いとき の十分の意味がはっきりしないからなんですね。 これを解決する方法が解析概論に書いてあるのです。 または、超準解析という本には 別の考え方が書いてあるのですが、 面白いけど大変です。 まずは、挑戦してみて下さい。
お礼
ありがとうございました!お礼が遅くなってしまってごめんなさい!
- mmky
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「f(a)が正であり、かつ0にとても近い値だったとしたら、」 この条件は要りませんね。 「f(x)-f(a)/x-a=0となる場合もありうるのではないのでしょうか? 」 ということですが、{f(x)-f(a)/x-a }は、x=a では 0/0 となって不定ですね。X=a 以外では f(x)-f(a) と x-a の比でしょう これが0になるためには、f(x)-f(a)=0 で x-a≠0 だよね。 こういう場合があるのでは?という質問だよね。 ところがね、f(x)とf(a)は非常に近いお隣さん同士だからx-a≠0時には、 やはり0にはならないんだね。 証明がないと納得できないよね。 f(x)=x としてみよう。y=xのグラフだね。x=1 の近傍で考えてみるね。 f(a)=f(1)=1 だね。xを1に近づけると限りなく1になって、例えば 0.9999999999999 としようね。x-a=1-0.99999999999 =0.0000000000001 になるね。このときf(x)-f(1)=0.0000000000001 当然、同じ値だから比は1だね。 ゼロにならないね。 f(x)=x でやってみたけど、初期条件を満たすどの関数を使っても同じなんだ。ということで、 f'(a)=lim{f(x)-f(a)/x-a}→K a→0 は、収束するんだね。 ということで、残念だけどないんだね。いい答えでなくてごめんね!
補足
えーっと・・読みずらかったですね。ごめんなさい!!「f(a)が正であり、かつ0にとても近い値だったとしたら、」 と見えちゃうかもしれないんですが、「f '(a)が正であり、かつ0にとても近い値だったとしたら、」なんです。ごめんなさい!こうだとどうなるんでしょうか???
- eatern27
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>f'(a)=lim・f(x)-f(a)/x-aによって定義されるからxが十 > x→a これは lim[{f(x)-f(a)}/(x-a)]によって… x→a のことですよね? f'(a)が正であり、かつ0にとても近い値というのは0ではないので {f(x)-f(a)}/(x-a)=0にはなりません。 質問文に書いていることで言うのなら >f'(a)の値は{f(x)-f(a)}/(x-a)の値にほぼ等しい >xが十分aに近いならばf'(a)>0のとき{f(x)-f(a)}/(x-a)>0である これでわかりませんか? つまり、A=BでA>0のときB>0がいえる 「ほぼ等しい」というのが気になっているのかもしれませんが、符号が違うならで「ほぼ等しい」とは言えないでしょう。
お礼
お礼がとても遅くなってしまってすみませんでした!ありがとうございました!
お礼
お礼が遅くなってしまいすみませんでした!ありがとうございました!