はじめまして。
ご質問1:
<be interested inの後に、and、そしてbeliveが来ています。>
このandは動詞と動詞を接続しているからです。
1.等位接続詞andは、同じ働きを持つ品詞、語、句、節、文などを「等位に」接続する働きをします。
2.ここでは動詞+動詞という同じ品詞を等位に接続しているのです。
ご質問2:
<be動詞が頭にあるのでbelievingになるような気がしたんですが>
なりません。意味が異なるからです。
1.A and BのAとBは「同じ働き」をするものになります。
2.ここではAもBも動詞という同じ品詞になります。
3.動詞Aはam interestedという受身の動詞、動詞Bはbelieveという一般動詞になるのです。
4.もしbelievingにすると、amが共通で過去分詞interestedと現在分詞believingを接続していることになります。つまり、後半はam believingという進行形になります。
5.believeは「信じる」、am believingは「(今)信じている」という進行形になり、意味が微妙に違ってくるのです。なお、believeは状態動詞なので進行形は一般には使われませんが、強意で使われることもあります。
ご質問3:
<文法というかルールがいまいちよく分かりません。>
andは等位接続詞以外の用法もありますが、ここではとりあえずご質問に関連する、よく使われる「等位接続詞の用法について、上記の通りご説明しました。以下にも、andの用法を挙げておきます。
ご質問4:
<英語圏ではどのような使われ方が自然で、どういうときにandでつなげてるのか、教えてください。>
上記の文法どおりです。
なお、口語表現など、特殊な使い方としては以下のような用法があります。
1.命令文に用いて条件節の働きをする場合:
例:
Hurry up, and you will arrive on time.
=If you hurry up, you will~
「急ぎなさい。そうすれば間に合う」
2.反復・強意を表す場合:
例:
again and again「再三」
more and more「ますます」
3.密接な関係を示す場合:
例:
bread and butter=buttered bread
「バター付きパン」
バターとパンではなく、バターとパンが一緒になった「対」として覚えます。
4.形容詞を接続し副詞的に使う場合:
例:
nice and warm=nicely warm
「心地よく暖かい」
niceはandで別の形容詞とつなぐことで副詞の意味になります。
5.不定詞toの働きをする場合(口語表現):
例:
come and see=come to see
「見に来る」
andは副詞的用法のto不定詞「~するために」の意味で使われています。
6.非難する口調で使われる場合(口語表現):
例:
A sailor, and afraid of the weather!
「船乗りなのに、天候を怖がるなんて」
以上ご参考までに。
お礼
詳しく説明していただき恐縮です。はじめは文法の授業らしい説明に?となりましたが、何度か読み返して飲み込めました。すっかりbe interestedについて勘違いをしていたようです。 耳で覚えたまま使っている英語の文法をもう一度中学レベルから勉強してみようと思いました。ありがとうございます!