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フリードリヒ大王(プロイセン王フリードリヒ2世)について書かれた本をどなたかご存じありませんか?
wiki でフリードリヒ2世を読んで以来、憧れているのですが、その思想信条、略歴について書かれた本をご存じないですか?わたしが色々探したのですが見つかりません、、、、
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安くて、簡単に手に入るのは、 中公新書、飯塚信雄著、「フリードリヒ大王 啓蒙君主のペンと剣」(720円)だね。 あと、清水新書、村岡哲著、「フリードリヒ大王」(650円ぐらい)も手に入るかな。 ちなみに村岡氏はこの分野の権威だった人だ。 戦前のものだが、村岡氏の「フリードリヒ大王研究」も手に入る。 戦前には、ランケやマコーレイ、ディルタイの翻訳本があったが、 戦前の訳文は酷いものなんで、古本屋にあっても勧められない。 むしろ英訳本(ランケなどの原書はドイツ語)を買って読んだほうがまだマシ。 洋書は腐るほどあるが、思想や略歴程度なら、中公のやつでいいでしょう。 飯塚氏の本は、生い立ちや思想面などがメインです。 大王の同性愛傾向などについてはあまり詳しく書いてないが・・。 また戦争についての話は邦書にはろくなものが無いので期待しないほうが言い。 そっちを知りたかったら洋書をかうことだ。 ちなみに石原莞爾がらみの出版物も、漢文調のまま再販されている(ことが多い)ので読むに耐えません。
お礼
ご丁寧な対応ありがとうございます。 本を発見できただけでも大喜びなのに、本の解説まで付けて頂いて感謝の念に耐えません。早速買ってみたいと思います。