僕も高校1年生の時に戦争論を読みましたが(無謀)、何の予備知識もなしに読み始めるとかなりつらいと思います。
歴史のみならす哲学的な要素も含まれているのでかなり難解な本です。
「図解雑学 クラウゼヴィッツの戦争論」という本がでていますのでこちらから読まれてはいかがでしょうか?
また中公や岩波のものよりは、日本クラウゼヴッツ学会「戦争論レクラム版」がいいと思います。
難易度の高低は人それぞれですが国際政治についての本なら
「国際政治とは何か」中西寛
「国際関係論」中島峰雄
「国際政治」高坂 正堯
この三冊から読んでみてはいかがでしょうか?
この三冊は高校生でも十二分にとは言いませんが、ある程度理解できると思います。
実際当時の僕でも面白く読めました。
また「軍事学入門」「安全保障学入門」も専門的ではありますが面白いです。
本の読み方、或いは読書というものについて考えのであれば
加藤周一「読書術」
W.S.モーム「読書案内」
ショウペンハウエル「読書について」
モーティマー・J・アドラー「本を読む本」
P・G・ハマトン「知的生活」
渡部昇一「知的生活の方法」
「楽しい読書生活」
清水幾太郎「本はどう読むか」
外山滋比古「読書の方法」
がお奨めです
僕自身も本の虫で知識欲に突き動かされ、また質問者様の言うようなかっこいい大人を目指して図書館通いをし、バイト代は本の購入代金につぎこんでいました。
僕は共通の趣味をもつ友人を得ることができ、それなりのスクールライフを送ることもできましたが、一歩間違うと「本が友達」状態になるのでお気をつけ下さい
個人的に読んでいただきたい著者を10人挙げると(ジャンルばらばら)
坂本多加雄 三島由紀夫 佐伯啓思 小林秀雄 里見岸雄 葦津珍彦
上山春平 福田恒存 会田雄二 江藤淳 村上陽一郎
この間まで高校生だった者より
お礼
パソコンの故障で返事が遅くなり、申し訳ありませんでした。 戦争論は序章を理解するだけで、半時ほどかかりました、やはり予備知識は必要ですね。 ありがとうございました。