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先祖由緒★一類附帳の読み方を教えてください
新潮新書の武士の家計簿を興味深く読みました。ところがその始めに出てくる「先祖由緒★一類附帳」が読めません。★の所は「干」の上に小さな「の」(片仮名の)をつけたものをを横に2つ並べた字です。さらに左側の「干」は棒が左にカーブしています。 この字を調べたところ「ヘイ、ヒョウ、ならぶ、あう」と読むようですがよくわかりません。 「せんぞゆいしょ<ならび>いちるいふちょう」とかかってにおもったりするのですが教えてください。これだけ振り仮名がないんです。
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ご質問にある書物を読んでいないので確かなことはいえないのですが、★の字の説明文から推して、「并」の正字体だと思われます。ワープロではJISコードに「并」の方しか出ていませんが、本来はおっしゃっているような「干」の上に「ノ」が付いたものを二つ並べたような字です。 ユニコードでの表記ができるようでしたら、ユニコード番号は5E77ですのでそれで表示してみてください。その字が出てきます。漢和辞典でもたいていその字で出てきていると思います。 この字は、「あわせる」「ならぶ」「かねる」などの意です。普通、「○○并××」とあれば、「○○ならびに××」と読みます。要は「and」の意味です。 ですので、ご質問の文は「先祖由緒并びに一類附帳」(せんぞゆいしょ ならびに いちるいふちょう)と読むと思います。
お礼
ありがとうございました。正字体ということでもう少し調べてみます。
補足
并は元の字の俗字とのことでおっしゃるとうりでした。ありがとうございました。