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これを訳してください。
慣用句などの英語訳にちょっと興味があって、いろいろと調べているのですが、『論語』の「己の欲せざるところを人に施すことなかれ」という言葉を英語訳すると、どう訳すのが適当でしょうか?
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#3です。 たびたびお邪魔します。 物知りの友人に聞いたところ 通常 Do not force others to do what you do not like to do. と言うのだそうです。これは仏教的発想の一説で Silver Rule と呼ばれているのだそうです。 因みに キリスト教は聖書の一説にこういうのがあるのだそうです。 Do to others as you would have them do unto you. (unto は間違いではありません。古い英語で 「・・・に」 「・・・へ」の意味です。) で こちらは Golden Rule と呼ばれキリスト教の発想なのだそうです。 否定文で始まる東洋的思想 肯定文で始まる西洋的思想 これが東洋と西洋のものの考え方の根本的違いなのでしょうね。 因みに最初の 英語 そのまま訳すと 「己がしたいと思わないことを人にしろと強制することなかれ」 になっていますね。 やはり思想全体を見てみないとわからない奥深く興味深い言葉です。 読み解く人によって色々な訳が出てきても不思議はありません。 この友人は大学で英文学を教えています。 ご参考までに。
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- petitchat
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#3です。 回答後 #2様がご回答なさっているのに気がつきました。 ふとキリスト教に 似たようなものがあったと検索をしてみました。 >聖アウグスチヌスは申しました。「神を愛せよ、然る後に、汝の欲するところをなせ!」 http://sbc.jpn.org/answer/answer_1_2.html #2様ご提示の英語圏の訳は興味深いものがあります。否定文にならないのですね。これは キリスト教の影響でしょうか。
- petitchat
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こちらに訳がでています。 http://www.geocities.jp/sei_taikou/rongo.html Do not do to others what you would not like yourself. あと英訳としては二冊の本が出ているようです。 The Analects of Confucius ; by Chichung Huang (Oxford University Press) Confucius- The Analects ; by D.C. Lau (Penguin Classics) 正しい英訳はこちらを見ていただくとして 私が訳すとしたら Do not do to others what you don't want them/others to do to yourself. 「自分がして欲しくないことを人にするな」 となります。 これは この「論語」の解釈によって違ってくると思います。 つまり 読み取り方として 自分がして欲しくないことは全部するな と読むと↓にあるような解釈も生まれてきます。 http://s-charity.cocolog-nifty.com/blog/2008/02/post_306b.html 一番上にあるだれのものかわからない訳ですと 「自分がしたくないことを人にするな」と言うことになります。 いずれにしても論語の解釈をめぐっては 色々意見があるようですね。 このいうものの訳は全体あるいは全体の思想を読み取らないと うまくいきませんね。 ご参考までに。
Do not do to others what you would not like yourself. Do not to others as you would not have them do to you. などがwebではあるようです。 英語圏では、逆になりますが、 Do as you would be done by. Do as you would be done to. Do to others as you would have them do to you. Treat others as you would like them to treat you. などが多いようです。
- ANASTASIAK
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Do not to do to others what you would never wish done to yourself.