>長調はドで始まってドで終わる曲。
短調はラで始まってラで終わる曲。
と考えればいいのですか。
違う。
確かに「長音階」はドで始まってドで終わりますが、「長調の曲」というのは、その長音階を使って作曲された曲のことです。ドで終わるとは限りません。「主和音」で終わるのです。つまり、ミでもソでも、それが主和音であれば、曲を終わらせることができます。しかしこれはあくまで代表的な形であり、別の調から始まってその調に転調する曲もあれば、変な和音で終わる曲もあります。しかしその曲の大部分をハ長調の音階が支配していたとしたらその曲はハ長調であると言えます。
単調も同じように考えれば分かると思いますが、短音階を使って作曲された曲が短調であり、決して「短調の曲」がラで始まりラで終わるという意味ではありません。
曲の「調」というのはその曲の大部分を支配している調だと考えればよいです。
お礼
ご回答ありがとうございます。 ANo.5 と ANo.6 を総合させてもらって以下のように理解しました。かなり理解できたような気がします。もしかしたら完全にはずしているかもしれませんが。 1. 長音階 (ドレミファソラシ) の上にいくつかの和音があり、そのうちの一つが主和音 (ドミソ)。 2. 主和音から始まり、(大部分が) 長音階上の和音から構成され、主和音で終わる曲が長調の曲。 3. 短音階 (ラシドレミファソ) の上にも同様に和音、主和音があり、それらで構成される曲が短調の曲。