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資産計上した前払保証料ついて

教えてください。 会社で借入をした際に、保証協会に保証料を払いました。 10年の返済期間の借入金に対して、5年で保証料を払うのですが、その年に払った保証料については期間に応じて一部を経費処理し、残りは前払金として資産計上していました。 ところが先日、繰り上げ返済しまして、借入金は完済したのですが、資産計上した前払金が帳簿に残っています。 残っている前払金は完済した年の経費として全額落としても良いのでしょうか?

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  • hinode11
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回答No.6

#4です。 >内心“歓迎”というのは、ひょっとして税務調査に来るということでしょうか? そういう意味ではありません。 借入をした年から、繰上げ返済した今年まで毎期末に、前払金を取り崩さなければなりませんでした。それをしなかった為に1,500,000円の前払金が残ってしまった訳です。 仮に、初年度500,000円を取り崩さなければならなかったとしましょう。50万円を費用計上(信用保証料、営業外費用)しなかった為に、初年度の決算の利益は正しい決算よりも50万円多かったのです。従って法人税等は(概算)20万円だけ余分に払ったことになりますね。2年目も同様の事が言えます。正しい法人税よりも多い税金を払ったのですから、税務署は何も言わないはずです。 むろん、今期は前払金150万円を一気にまとめて取り崩して(信用保証料ではなく)前期損益修正損に計上しますから、今期の法人税等は少なくなり今まで余分に払った法人税等を取り戻します。ですから御社は法人税等を余分に払って損をするという事はありません。 税務署の立場で見ても、法人税等を余分に受取る事が出来て得をするという事はありません。しかし金利を考えれば、税金を受取る時期が繰り上がる(早くなる)事は税務署としてはやはり“歓迎”なのです。 税金を受取る時期が遅くなる(繰り下がる)と税務署は「脱税だ」と言うけど、早くなる(繰り上がる)と税務署は何も言わないのです。

ddrsg188
質問者

お礼

なーるほど、そういう意味でしたか。 僕のようなド素人にも懇切丁寧に教えてくださり、本当にありがとうございました。 また機会があれば教えてください。 本当に色々とありがとうございました!!

その他の回答 (5)

回答No.5

ANo.3です。 >今のところは返還を受けた保証料は雑収入勘定として益金に、また残った前払金は支払利息勘定として損金に計上しようと思っているのですが、kouichiros様の回答と実質的には変わらないのではないでしょうか? 当期首の前払金残高が約250万円。 これに係る当期の償却分を月割りで損金算入。 償却後の残額が200万と仮定してこの取り崩しと返還された金額約100万円入金の処理を行う (借方) 当座預金など 100万円/前払金200万円      支払利息割引料100万円 当期償却分の処理のことを除けば、結果的に損益は変わらないかもしれませんが、処理の仕方としては#2さまも書いているように雑収入は計上されません。

ddrsg188
質問者

お礼

なるほど、大変よくわかりました。 雑収入として処理している分は、早急に取り消してお二方の仰る処理をします。 本当に困っていたので大変助かりました。どうも色々とありがとうございました。

  • hinode11
  • ベストアンサー率55% (2062/3741)
回答No.4

#2です。 >前期損益修正損で計上しても、今期の損金として扱っても差し支えないものでしょうか? 会計: 会計上は、前期の決算を変更できないので、前期損益修正損で当期の損失として計上するのはやむを得ない措置です。 税務: 一般論として、過年度の損金を当期の損金に算入するのは問題があります。しかし、このケースは税務署からクレームがつきません。なぜなら、過年度の損金を当期の損金に算入するのは利益の繰上げ計上、すなわち所得税の繰上げ納付を意味するので、税務当局としては内心“歓迎”だからです。

ddrsg188
質問者

お礼

なるほど、ありがとうございました。 内心“歓迎”というのは、ひょっとして税務調査に来るということでしょうか?素人なもので利益の繰り上げ計上の意味がよくわかりません。 もしかして税務調査なら損金処理はやめておいた方がいい、ということなんでしょうか。

回答No.3

>残っている前払金は完済した年の経費として全額落としても良いのでしょうか? 全額はいけません。実務上は当期の繰上償還月分までの分を償却(支払利息a/c計上)後、残った前払金(長期前払費用)を取り崩し、返還された金額との差額を支払利息として計上する(諸口または複合仕訳)だけで、特に前期損益修正としなくてもいいですよ。 しかし、貴社の決算上特にこの差額の分を支払利息勘定(営業外費用)には含めず分けて表示する必要性があるのなら特別損失の欄に表示したほうがいいでしょう。ただ、繰上償還に伴う保証料の返還はどの会社でもしょっちゅうあることなので、これによって支払利息勘定が大きくなっても仕方がないことです。

ddrsg188
質問者

お礼

丁寧な解説でありがたいのですが、ちょっとわからないので教えてください。 >実務上は当期の繰上償還月分までの分を償却(支払利息a/c計上)後、残った前払金(長期前払費用)を取り崩し、返還された金額との差額を支払利息として計上する(諸口または複合仕訳)だけで、特に前期損益修正としなくてもいいですよ。 今のところは返還を受けた保証料は雑収入勘定として益金に、また残った前払金は支払利息勘定として損金に計上しようと思っているのですが、kouichiros様の回答と実質的には変わらないのではないでしょうか? すいません。困ってまして、色々と質問させてもらってます。宜しくご教授ください。

  • hinode11
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回答No.2

#1です。 >未経過分の保証料はすでに返還されています。返還された金額が約100万円で、それについてはとりあえず雑収入で受けているのですが、前払金に約250万円残っています。 長期の信用保証料については本来、次のように会計処理すべきです。 (1)信用保証料を支払う時: 〔借方〕長期前払費用оооо/〔貸方〕当座預金оооо ※長期前払費用;前払金でも良い。 (2)決算時:長期前払費用ооооのうち当期分を費用化 〔借方〕信用保証料ΔΔΔ/〔貸方〕長期前払費用ΔΔΔ ※長期前払費用を毎期末に取り崩します。 ※信用保証料は営業外費用の区分。 御社は、前払金を期末に取り崩さなかったために残ってしまったのです。やむを得ないので次のように処理するようにお勧めします。 (3)先ず、返還された約100万円を雑収入計上した仕訳を取り消します。 (4)改めて次の仕訳を起します。 〔借方〕当座預金1,000,000/〔貸方〕前払金2,500,000 〔借方〕前期損益修正損1,500,000/ ※前期損益修正損は特別損失の区分。

ddrsg188
質問者

お礼

なるほど、ありがとうございました。 ちなみに前期損益修正損で計上しても、今期の損金として扱っても差し支えないものでしょうか?

  • hinode11
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回答No.1

>先日、繰り上げ返済しまして、借入金は完済したのですが、資産計上した前払金が帳簿に残っています。残っている前払金は完済した年の経費として全額落としても良いのでしょうか? 保証付の借入金を繰り上げ返済したときは、後日、前払保証料の未経過分が信用保証協会から返済されます。銀行または保証協会に問い合せても構いません。保証料が返済されてから処理しましょう。

ddrsg188
質問者

補足

すいません、説明不足でした。 未経過分の保証料はすでに返還されています。返還された金額が約100万円で、それについてはとりあえず雑収入で受けているのですが、前払金に約250万円残っています。 宜しくお願い致します。

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