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保証協会の保証金について
保証協会の保証金について これまでは会計事務所で決算仕訳で償却仕訳を決算時に計上していましたが、実務担当者として出来ることはやろうと思い質問します。 保証協会を通して借入を行った時 差入保証金/普通預金等 決算時は 保証金償却/差入保証金 で処理すると思いますが、決算前の期中で繰り上げ返済をしたり、通常の返済が終わった時には、その時に 保証金償却を計上してもいいのでしょうか? 会計事務所の方は質問しても、自分でしますからほっといてよいと、教えてくれません。 どなたか教えてください。
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◆会計期間の中途で通常の返済が終了した場合: 最後の返済をした日の日付で、例えば、 〔借方〕保証金償却70,000/〔貸方〕差入保証金70,000 ◆会計期間の中途で借入金の残額を一括返済した場合: 残額を一括返済した日の日付で、例えば、 〔借方〕保証金償却40,000/〔貸方〕差入保証金70,000 〔借方〕未収入金 30,000/ 差入保証金が戻った日の日付で、 〔借方〕普通預金30,000/〔貸方〕未収入金30,000 ※未収入金:繰上返済すると、未経過期間に係る前払いの信用保証料が戻って来ます。ですから、一括返済の場合は未収入金を計上します。 ※ちなみに保証協会に支払う信用保証料は、「差入保証金」ではなく「長期前払費用」に計上するのが正しいです。その場合、「保証金償却」でなく、「長期前払費用償却」になります。 また、「長期前払費用」でなく、「前払保証料」でも構いません。その場合は、「前払保証料償却」になります。
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- 9der-qder
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> 決算前の期中で繰り上げ返済をしたり、通常の返済が終わった時 と言う事は、一度は資産計上していると言う事ですので、保証金償却でいいと思います。 例えば、1年以内の短期借入に対する保証金や20万円未満の一括損金計上可能な保証金であっても、一度資産計上して償却しても問題ありません。 ちなみに、 > 会計事務所の方は質問しても、自分でしますからほっといてよいと、教えてくれません。 この状態で処理することはあまりお勧めしません。 どちらが処理するのが正しいと言うわけではなく、お互いが合意した上で処理するほうがいいと思います。 というのも、 > 保証協会を通して借入を行った時 差入保証金/普通預金等 決算時は 保証金償却/差入保証金 とありますが、この処理は間違っていませんが、他の勘定を使う場合もあります。 例えば「差入保証金」は不動産契約時に支払う敷金や保証金に使い、保証協会の保証料は「長期前払費用」に計上することもあります。(というより、そのほうが多いと思います) 他にも、質問文では「保証金償却」勘定を使っていますが、「支払利息」勘定に計上することもあります。 このように、一つの処理にいくつも正解があります。そして、そのやり方は会社なり会計事務所によって違います。 ですから、もし質問者さんが会社で処理するにしても、会計事務所の人が処理を教えてくれるくらい、両者納得した上でした方がいいと思います。そうしないと良かれと思ってした処理が、会計事務所の人にとって邪魔な処理と言う事になりかねません。
お礼
アドバイスありがとうございました。 会計事務所の方と合意とありましたが、担当者が役員の方と知り合いだということで、当社の経理部長として社員登録もして給与も支給していますが、会計事務所にも勤めていて、当社の担当なのです。 それで、こちらからの質問や意見はいえない状況です。 いろいろお気遣いいただきありがとうございました。
お礼
とても分かりやすく参考になりました。使用科目名は、当社の会計士さんが前期決算で使用したものを記入しました。 実は今期途中で繰上げ返済を行い、保証金の戻りがあったのですが、その借入に対する保証金が前期決算で0になっていました。私が引き継いでから、保証金をどの借入か分かるようにしていたのですが、それが0になっていて会計事務所へ聞いてみたのですが、「総額であっているので気にするな」といわれ、これではいけないと思い、今回質問させていただきました。ありがとうございました。