- 締切済み
なぜ音楽・歌は時代により速くなってきたのか
音楽カテにしようか迷いましたが・・・ 昔、琵琶法師の語る平家物語を当時のままの形で再現したものだというテープを聴いたことがあります。 その速度ときたら「ぎ~お~ん~しょ~じゃ~の~」と一節歌うだけでも数分かかるかというような遅いスピードでした。 時代は下って、信長の「人間五十年~」もやはり現在の歌と比べると、とてもゆっくりしたペースです。 考えてみると例えば 平家物語⇒敦盛⇒江戸時代人気の義太夫や長唄など⇒明治の歌謡⇒昭和歌謡⇒戦後のポピュラー⇒現代のロック というように音楽ってどんどん速くなってきているような気がします。 もうかなり以前に亡くなった私の祖母なども「最近の歌はガチャガチャして何言ってるかわかんない」などと言っていた記憶があります。 質問 1.音楽が時代に従ってどんどん速くなっている傾向があるというのは事実でしょうか? 2.もしそうならそれはどういう理由によるのでしょうか。 3.昔の人がもし現代音楽を聴いたらどう感じると推測できるでしょうか
- みんなの回答 (6)
- 専門家の回答
みんなの回答
- tanuki4u
- ベストアンサー率33% (2764/8360)
1.音楽が時代に従ってどんどん速くなっている傾向があるというのは事実でしょうか? 確かに早くなってきています。 歌詞カードを見ると、戦後間もないころとか、戦前と比べると文字数が違います。 2.もしそうならそれはどういう理由によるのでしょうか。 生活のリズムの変化です。 マンガののだめカンタービレで「モーツアルトは馬車で旅をしたので、その馬車のリズムが基本となっている」というのがありました。また、ワルツは馬の パカパッツ パカパッツ というリズムに依存しています。日本には乗馬の文化がなかったので、ワルツでなく 右 左 右 左 の 人間の歩行のリズムが音楽の基本リズムになっていました。 3.昔の人がもし現代音楽を聴いたらどう感じると推測できるでしょうか 騒音に思うでしょう。 何が音楽であるというのは、子供のころからの教育で決まります。脳への刷り込みです。昔の人には、現代音楽が音楽であるという教育(脳への刷り込み)がなされていないので、音楽として脳が判断できません。なのでノイズにしか聞こえないはずです。
- ashunar
- ベストアンサー率23% (57/241)
> 1.音楽が時代に従ってどんどん速くなっている傾向があるというのは事実でしょうか? 今でも詩吟や浪曲なとが存在していますが、多くの方に認識、あるいは親しまれて 居ない為、相対的に現代の曲が基準であると認識している可能性は無いでしょうか? つまり、Jポップやロックなどが多数を占めているので曲全体が「早い」と 言う風に捕えているのかも? 逆にJポップやロックが衰退すれば、昔の様に回帰するかも?と言う仮説は 成立しないでしょうか。 > 2.もしそうならそれはどういう理由によるのでしょうか。 若者は、自分の文化や新しいものを好む一面もある為に、前の世代の 文化などを否定する事もあるからではないでしょうか。 あと、外国からの影響で新しい音楽を取り入れるという事もありえるかと。 それと、個人的には曲が速くなるのは、歌詞の内容に情景が必要がなくなって いるのかも知れません。 曲のテーマが「初恋」だとします。昔なら揺れる心を遠回しに歌い上げて いましたが、近年ではカラオケで歌いやすくする為に、ストレートに「好き」 と歌っても伝わるかもしれません。あるいは横文字で簡単にうたえたりするかも? つまりフレーズが中心になるので、曲が速くても歌詞を聞き取れたり、フレーズに 併せるには遅いと格好がつかない曲もあるのかもしれないです。 > 3.昔の人がもし現代音楽を聴いたらどう感じると推測できるでしょうか 横文字が入っている時点で解読不能でしょうね(^^; 或いは何かの呪文とか。
お礼
ありがとうございます Jポップやロックという新しい音楽が、現在では主流になってるから、それで現代の音楽が速くなってる感じがするのではというお考えですね。 そこで疑問の点に戻ってしまうのですが、ではなぜ昔に「発生」した音楽はテンポが遅く、近年に「発生」した音楽は速いのかなんです。 どちらが現在主流になってるかはさておき、それぞれの発生時によってテンポが違うのかの疑問なのです。 歌詞の状況ということでは、「ではインストゥルメンタルの曲は?」って疑問が残ります。 また横文字が入っているからと言って呪文に聴こえるでしょうか? 私たちが現在、例えば未知のアフリカの言語の歌を聴いたからってそれを呪文にはとらえません。 少なくとも大和朝廷時代以前の有史の頃には、日本は大陸や南洋との関係がありましたし。
- jamiru
- ベストアンサー率5% (170/3044)
1:別にそうでもないと思います。 2:著作権の問題であまり似たようなのが作れないとか。 未開の領域へ挑むしかなく、早くなるか高音になるかと住み分けを明確にしていく必要があります。 昔はそれほどの商売ではなく、大人の事情が色濃い今は無茶苦茶だとは思います。 別に1分の音楽でも良いのに。 はては歌詞が10番まであっても良いと思うんですが、そんなの敬遠されるでしょう? そんな大人の事情で制限されている音楽なんてつまらないですからね。 比較的自由な時間があるBGMの方が良いですね。
お礼
著作権の概念による制限は一般化したのがせいぜいここ数十年のことですので、あまり関係無いような気がするのですが・・・
1.その傾向はあり、その理由は「放送」「レコード」による。 つまり、速い演奏は一人では出来ない、大人数でなければ出来ない。クラシックでもパートを分けて演奏するのはこの400年ぐらいのこと。(カソリックは当初禁止、専らプロテスタントが詩篇を歌った) お金がないと大人数の演奏家を雇えない、忙しい曲の演奏は出来ない。その証拠に大人数で歌うケチャは速い。あとは電子楽器の普及、バック演奏がアップテンポである。 2.上記理由 3.エリックサティ位が良いかも。後はうるさいだけ。
お礼
速い演奏は一人では出来ないのですか? ソロで速い人は居るし、多くの人間が速い演奏を「合わせる」方が大変な気がするのですが??? 電子機器はせいぜいここ数十年ですよね。 う~ん。。。 ありがとうございました
1.そのような傾向があると思います。 2.年代を経るに従って、人々が演奏したり、聴いたりする音楽の種類が増えているからです。 新しく出てくる音楽には遅いものもありますが、以前にはなかった早いものが出てきます。 今までのものに慣れていた人々は「こんな早く、汚いメロディーのものには、ついて行けんワイ。」という祖母上さまのようなことになります。 3.-1平家物語の時代の人が小学唱歌を聴く→OK 受け入れる。 明治の人は受け入れましたので、若い人や子供から広まるのでは。 3.-2明治生まれの老人がロックを聴く→ダメ 実際にダメだったです。理由は西洋の美しいゆっくりとしたメロディや、藤山一郎などの歌謡曲に染まっていたから。 3.-3平家物語の時代の人がロックを聴く→美しいメロディーに染まっていないから若者は受け入れるかも。 結論:どの時代でも若者だったらなんだって受け入れる。
お礼
あ、なるほど。 段々速くなると言うより、遅いものの中で速いものが生まれてくるのがって考え方がありますね。 若い世代の柔軟性ってのはたしかに存在しますね。 ありがとうございました
- sanori
- ベストアンサー率48% (5664/11798)
>>> 1.音楽が時代に従ってどんどん速くなっている傾向があるというのは事実でしょうか? 傾向があるとは言えないと思います。 昔からテンポの速い音楽はありました。 たとえば、能や謡曲の場合、後半のクライマックス部分のテンポはやたら速い(たぶん180ぐらい)ですよ。 各地の祭りで演奏される囃子でも、テンポが速いのは沢山あります。 >>> 3.昔の人がもし現代音楽を聴いたらどう感じると推測できるでしょうか びっくりすることは確実でしょうが、 面白いと感じるか、耳障りかは、人それぞれでしょうね。 若い人であれば、受け入れる場合が多いのでは。
お礼
なるほど確かに、能・謡曲やお囃子にも速いものありますね。 う~ん、一概に昔は遅かったとも言えないですかね。 ただ能やとかの遅い部分って、現代の感覚からすると異常に遅いですよね。 あれはなんなのでしょう。 ありがとうございました
お礼
生活リズムの変化による影響というのは、興味深い推論だと思います。 たしかに1970年代以前の歌謡曲は短くて、歌詞も短かったですね。 回等ありがとうございました