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魔法昔話とドイツ伝説

「ヘンゼルとグレーテル」と「ハーメルンと笛吹き男」の様式の違いについてレポートをまとめなければならないのですが、どのようにまとめればよいか分かりません。何かアドバイスをお願いします。

みんなの回答

  • kigurumi
  • ベストアンサー率35% (988/2761)
回答No.2

ヘンゼルとグレーテルは父権社会が母権社会を倒した象徴的な内容に思えます。 紀元前3500頃を終わりとして、母権社会から父権社会になったようなんですね。 魔女の大釜も元はwomb(子宮)のことだったのであないかと思えます。 そして魔女はキリスト教が敵視した、各地にあった地母神信仰の女神たち。 童話ではよく女性が悪く書かれていますが、キリスト教が信者に対してそう教育していたので、信者たちは女性や女神を悪魔だと信じてしまい、それでそういう話をつぎつぎ書いて、女性を支配していたんじゃないかと。 キリスト教に魔女とされた数々の女神達は、もともと各地で人々の信仰されていったんですね。 布教するさいに、悪魔にすりかえることで、女神が魔女になっていった。 キリスト教は三位一体というものを掲げましたが、それはもともと女神の概念。 3相一体なる神として、処女ー母ー老婆 の三相を女神は持つとしていたんですね。 イエスの話にも死と再生の場所に女神を登場させていますので、老婆の相と、処女の相が現れたって話なわけで。 ということで、女神の復権という観点から童話をひもとくと、恐ろしい思想が土台にあったとわかるとおもいます。 ハーメルンの笛吹きも聖書からきているような気がします。 実際に子供達が突如として消えたという事件がヒントになったそうなのですが、何故笛吹きが登場するのか。 聖書ではレビ人の祭司たちが楽器を使っていたようなんですね。 笛を吹くことで、何かを民衆に知らせていた。 子供達が連れ去られてしまうということは、神の祝福は子供に恵まれることなので、逆に神の祝福が取り消されたって意味になってしまう。 笛は神からの伝達として使われてもいたようなんです。 旧約聖書に「笛を吹いても踊ってくれなかった」という言葉があるのですが、恐らく祭司は伝達を伝えても、人々は耳を貸してくれなかった という意味だったのではないかと。 イエスも同じことを言ったと書かれていまが、恐らく筆者は旧約の部分からイエスに同じことを言わせたのだと思います。 アドバイスとしては、父権社会になったとき女神がどういう扱いになったかを調べる。 旧約聖書の、、、、祭司の役割関係を聖書の中から調べる。 書いてあるとすれば民数記あたりかなぁ って思います。

  • piyopome
  • ベストアンサー率0% (0/2)
回答No.1

質問のタイトルにも書いておられるように、「ヘンゼルとグレーテル」は昔話で、「ハーメルン」は伝説です。 昔話は、昔・ある所で・こういう事があった・だからこうなった、という流れにそっています。時間・空間ともに限定されません。 伝説は、ある時に・どこどこの場所で・こういう事があった・だからこうなった、という流れです。時間・空間をとある一地点に定めて、そこから派生するものです。 「ハーメルン」に関しては阿部謹也の『ハーメルンの笛吹き男』をご覧になると詳しくわかりますよ。 二つとも貧しい農民の口減らしが元になっていると思いますが、現れ方の違いは興味深いですね。

noname#46765
質問者

お礼

ありがとうございます。メルヘンについて勉強を始めたばかりだったので、参考になりました。アドバイスをもとに、いろいろ調べてみます。

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