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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:適材適所?)

適材適所?東北地方と他地域の農産物生産の調整について

このQ&Aのポイント
  • 日本では米の需給量が減少すると予想されており、これにより農産物の価格が下がる可能性があります。そのため、東北地方のように米の栽培が得意な地域と他の作物を栽培できる地域を調整することで、適材適所な農産物生産を実現することは可能か検討されています。
  • この調整は市町村単位から始めて、次に県単位、最後には日本全国の農産物生産をマクロ的に調整することを目指しています。しかし、リスク分散や野菜の鮮度などの競争力も考慮する必要があります。
  • 地産地消も重要な要素であり、地域ごとの特産品を生かした消費を促進することも一つの解決策です。しかし、栽培環境や需要の変化に応じて、適切な農産物の生産地を調整することも検討すべきです。

質問者が選んだベストアンサー

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  • musubore
  • ベストアンサー率36% (73/200)
回答No.1

東北の農家です。 昨今のテレビなどの討論会などをみても、本当に消費者は生産の現場を知らないなあ、と実感します。農家の立場としては、将来食料危機がきても、食わせてあげないぞ、という気持ちにさえなることがあります。 あなたはこのように疑問をもっていらっしゃる方なので違うとは思いますが。 農業は、その地域その地域で独自に発展してきています。だから、どの地域では米をつくり、別な地域では野菜をつくり・・・というのを、国家とか農協とかの「お上」が主導となって実現するということは非常に困難です。経営難の農家がいる一方で、成功している農家もおり、農協とかとは別の世界で経営をしている人もいるからです。 農業も資本主義のルールで動いています。したがって、収入が得られるものを農家も栽培します。ただし、作物には育つために適切な場所というのがあります。たとえば南の地方で夏にキャベツとはできませんし、北の地方で冬にピーマンなどはできません。だからそれぞれに適した作物を栽培する方向で何十年もの間推移してきています。 たしかに適所適作は重要ですが、それは自然発生的にじょじょに変化していくもので、誰かが意図的にやるのは難しいです。 ただし、あなたのような考えは意味があります。そういうふうにもっていくことも可能だと思います。ただし、そのためには、国の補助は絶対的に必要です。農業国と言われる多くの国では国の補助金を出してでも自国の食糧を守るという考えでやってきて成功しています。フランスなどもそうです。 ところが日本は違います。日本は国の農業にたいする理解があまりにもありません。いまだ農政は成功しているとは思われません。民主党が農家への助成金をうたって参議院選挙で勝利(とくに地方でも勝利した)した背景には、農家の苦しい台所事情があります。いままで自民党は農家をとりまく土木事業者には補助金を出しましたが、農家には有効な援助をしてこなかったのです。 農業は平均年齢も65歳と高く、あと5年もすれば、農家が激減します。そうなると、食糧が不足します。そのときに生き残った農家は経営が豊かになります。でも、困るのは消費者です。 日本の近い将来そうなりますよ。今でも米の値段が徐々に上がっているというニュースもあります。あと5年もすれば消費者は本当に困ると思います。農業をないがしろにした国へのしっぺ返しは大きいものになるでしょう。

noname#81007
質問者

お礼

貴重なご意見ありがとうございます。 やはり難しいですよね。ただ、コメしか作れない農家はコメが作れる環境を整えてあげなければならないと思います。(この基準も自治体で調査するにも波紋を呼びそうですが。。しかし、動かないとだめになるだけな気もします。選挙合戦の材料じゃなくてほんとに動かないと。。) 結局、消費者(私も含まれる汗)は農家に経営意識をとか言ってますが、日本の農業と他の産業をひとくくりにするのは間違っている気がします。国は割りと上からコメを減らせといったり増やせといったりしてきたにも関わらず、最後は規制緩和とよくわかりません。。そして消費者も、日本の田園風景は壊さないでといいつつ、コメをあまり食べなかったり、自分は農業してない(私もです。すみません汗) そして、他国は自分の国の農業発展のためによそへ活路を見出そうと必死になっている。自分の利益ばかりを追求する人間の世界は難しいです。。

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