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BSDとLINUXの適材適所とは?

今、LINUXがIBMなど大手でもサーバーに採用を決めて大ブームですね。 遅ればせながら私もUNIX系PCOSを試していきたいと考えています。 ところで、LINUXよりもBSDのほうがデバドラによるトラップ防止など安定性ははるかに高いということですが、それでも大手企業がLINUXをサーバー用に採用するには何か理由があるからだと思うのですが、LINUXを使う理由、BSDを使う理由、と用途に応じた適材適所としては、どのように把握して考えたらよいでしょうか?

みんなの回答

  • nightowl
  • ベストアンサー率44% (490/1101)
回答No.1

こんにちは、altosax さん。 私自身は、企業が Linux だけ使って *BSD(各種 BSD 一族をひっくるめてこう書きます)を 使わない積極的な理由はないと考えています。 FreeBSD は実際に Yahoo! や Hotmail のような大規模なサイトで使われていますし、 映画「マトリックス」の驚異の CG が FreeBSD の並列マシンでレンダリングされたのも知る人ぞ知る事実です。 まあ、それを言うなら Google や「タイタニック」「スターウォーズ・エピソード2」、 「ロード・オブ・ザ・リング」を支えたのは Linux の並列マシンなんですけど。 Linux の名前が売れたのは、北欧の一学生リーヌス・トーヴァルズが柔らかな カリスマ性をまとって全世界のハッカーたちを虜にし、その結果あのビル・ゲイツをも 苦しめるほどの存在に育ったというストーリーがマスコミ受けした点にあることは間違いないでしょう。 一度 Linux が「市場」として認められると需要と供給の関係がうまく成り立って、 ますます Linux に注目が集まるという好循環が出来上がっています。 >ところで、LINUXよりもBSDのほうがデバドラによるトラップ防止など安定性ははるかに高いということですが この点はどうなのでしょうか。Linux や *BSD のカーネルハッカーでも何でもない 私には正確な評価はできませんが、 「ハードを下手にいじれる Linux」というイメージが ioperm システムコールにあるのだとしたら、 それは今では *BSD にも存在します。つまり下手な書き方をすれば *BSD でも 同様の危険性があるということになります。 *BSD の安定性の秘訣は、スケジューラと仮想記憶システムが高負荷下でもプロセスの 要求をコンスタントにさばけることにあると思います。 この2点も、最新の Linux カーネルでは着実に改良が進んでいます。 以上、私がマスコミ報道から得た情報の個人的にまとめた印象です。 ハッカーの方々、事実誤認があればご訂正願います。

altosax
質問者

お礼

どうもありがとうございます。 過去のこちらの質問で、BSDの安定の秘密はデバドラにカーネルを直接触らせない設計ルールになっているから、ということを伺いました。 http://www.okweb.ne.jp/kotaeru.php3?q=484622 LINUXがブームなので、実用アプリケーション類はBSDよりLINUXのほうが充実していて羨ましいのですが、強固なBSDがあるのになぜIBMをはじめとする信頼性重視の企業がLINUXをサーバーに選ぶのか、ふと疑問に思いました。 ほかの詳しい皆様からもコメントがつくと嬉しいのですが。。。 もうしばらく締めきらずに置いておきますね。

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