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白夜の時の太陽の見え方

北欧で見られる白夜の時に、太陽はどのように動いて見えるのでしょうか? 日の出、日没の時に地平線に平行に、といわれてもピンときません。正午の時 太陽はどの辺りに見えるんでしょうか。また冬至のころには太陽が出ない、と いいますが、見かけ上どう動いているのでしょうか?

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  • puni2
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回答No.3

(「北欧」とあるので,南半球の話は省きます。) えーと,太陽の日周運動の,地平線に対する角度(という言い方は不正確ですね。「天球上の日周運動の軌跡を 含む平面が地平面となす角度」とでも言えばいいかしらん)は,同じ地点で観測しているかぎり, 季節が変わっても一定です。ただ,その「日周運動の軌跡」自体が,夏には北側に寄り,冬には南側に 寄るわけです。 太陽が地平線に平行に日周運動するのは,北極点だけです。ここでは,春分から秋分まで半年間,太陽が出たままで, 水平線に平行に右へ右へと進んでいきます。1日で1周しますが,春分から夏至にかけてはわずかずつ高度を あげていき,夏至の日に最も高くなり,地平線から23.4度のところを水平に動きます。その後は徐々に 高度を下げていき,秋分のころに「日没」となります。 北極点以外のところで白夜になるときは,同じように太陽は横(右)に動いていきますが,水平ではありません。 真南に来たときに地平線から一番高いところを通り,それから少し右下がりに動いていって,真北に来たときに 一番地平線に近くなり,今度は少し右上がりに動き,再び真南で最高点に達します。この間にやはり1日です。 冬至のときは,地面の向こう側で,今述べた動きと平行に円を描いています。つまり,1日中地平線の下に いるのですが,北側に来たとき一番地下深い方向に位置し,南側に来たときに一番地平線に近いところまで 上がってきます。 どうしても分からないときは,やはり図を書くのがいいでしょう。もし手元に中学の理科の教科書があれば, 「第2分野の上」を出して,太陽の日周運動の図を探してみましょう。たぶん,春・秋分,夏至,冬至に 天球上で太陽がどう動くか(日周運動の軌跡)が描かれていると思います。その図で,北極星(天の北極)を だんだん下げて(いいかえれば地軸をだんだん水平に近づけて)いき,そのときに日周運動の軌跡が どうなるか考えてみましょう。その際,日周運動の軌跡を含む面と地軸は常に直交することに 注意しましょう(紙を丸く切って,つまようじを刺して,こまを作ったと思ってください。丸い紙の 周りのへりが日周運動の軌跡,つまようじが地軸です)。 e3563さん 地軸の傾きは23.4度で正解です。語呂合わせで「兄さんよ」と言って覚えませんで したか?…私だけかも。(^^;)

dpaso
質問者

お礼

詳細な解答ありがとうございました。 これで社会科担当でも、生徒の質問に ばっちり答えられそうです。

その他の回答 (2)

  • kawakawa
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回答No.2

北極圏の白夜の時期は太陽は地平線に平行に360度を水平に移動します。 そして、夏~秋に向けては地軸の傾きのためにだんだんと地平線に対して角度を持った動きとなり、やがては朝昼夜の区別ができるようになります。 冬至の頃は太陽は出ませんが、少しずれると、日の出の頃の数時間だけ地平線から顔を出した太陽が平行移動してから地平線の下に消えてゆきます。 太陽が横向きに動いているように見えますヨ。 以上kawakawaでした

dpaso
質問者

お礼

ありがとうございます。 北極圏での動きから考えるのが ポイントですね。

  • e3563
  • ベストアンサー率21% (10/47)
回答No.1

こんにちは。 白夜は太陽が一日中出ているという現象ですよね。 ってことは、日の出・日没はありません。 これは、地球の地軸の傾き(23.4°でしたか?)によるもので、冬に太陽が出ないのは実際に図でも書いた方が分かりやすいと思いますが、地球の半分は太陽の光が当たらない訳です。そこに、地球の傾きが入るので北極付近は常に影の部分にいるわけですね。ってことは、太陽は見かけ上は地平線の下ですね。 地球は丸いので、ずっと遠くに行くと地面の下なので。 図を書けば納得できると思います。たぶん。 以上ですか?中学時代の知識です。合ってるかどうか…。(^^;)

dpaso
質問者

お礼

図を描いてみました。納得です。 ありがとうございました。

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