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打ち込み音と生音を識別する

打ち込みで合成された音と実際に演奏された音を聞き分けることができません。音楽が趣味というわけでもないし,ましてそれで糊口しているわけでもないので,弁別できなくても困ることは皆無なのですが,他人が論評しているのを見るとなんだかスノッブ精神を刺激されます。皆さんどこで判別しておられるのでしょうか。具体的な例にもとづく説明があれば,紹介していただけると助かります。 ・専門的な音楽教育を受けたことはありません。 ・シンセには触ったことすらありません。 ・楽典は一通り読みました。専門用語や理論に対する忌避感はありません。 ・経験や感性に依存する説明よりも,理詰めの方がありがたいです。

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  • Okayan_T
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回答No.1

「理詰め」ということが難しいのですが、基本的に 「音それぞれの全ての音量や音質が一定である」なら、 「機械により出されている音」か「すごくうまい人が一定に演奏している」のどちらかです。 でも、ドラムとかはもうあまり分からなくなってきてます。 管楽器、弦楽器など、人の息や手などによって操作する楽器は、生の楽器の場合微妙な音の揺れが出るものです。機械では揺れを作っても一定の揺れになりますから、これの違いで分かることがあります。 また、管楽器などは構造上出せそうにないフレーズでばれることもあります。(音の高さやら、運指やらで)

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質問者

お礼

>音それぞれの全ての音量や音質が一定である >また、管楽器などは構造上出せそうにないフレーズでばれることもあります。(音の高さやら、運指やらで) なるほど。 そういえば以前,ゲームのBGMに対して姉が「現実にはこんなクラリネットの譜面ありえないよ」と評していたのを思い出しました。打ち込み者の楽器知識が露呈してしまうわけですね。 >「機械により出されている音」か「すごくうまい人が一定に演奏している」のどちらか この表現に感銘を受けました。 mechanismを極めた人間は,メカに漸近するんですね。

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回答No.2

>経験や感性に依存する説明よりも,理詰めの方がありがたいです。 これは感性に依存する割合が大きいので論理的な説明は難しいですね(^^; 本物とフェイクとの見分け方は生音と打ち込みに限りませんが感性を磨くしかないのではないでしょうか? 食べ物の本物とフェイクはどうでしょうか?古美術とかはどうでしょうか? やはり経験をつんで感性を磨かないと理論を聞いてもなかなか活かせないのでは無いでしょうか? ちなみに私も全てを聞き分ける訳ではありませんが、このように感じています。 (1)音の質感の違いが分かるか? これはやはり生音を生で聞いて(録音された物では無く)本物を知る必要があると思います。 また打ち込みに使われる生で無い音も生で聞いて知る必要があります。 この2つを知らないと比較は出来ないでしょう。 (2)メロやリズムのノリを感じられるか? 一般的に打ち込みは機械的に演奏されているが生の演奏はノリがある。 (1)も(2)も打ち込みのレベルが様々なのでレベルが高くなればなるほど感性の豊かさが必要とされます。 ちなみにメトロノームの無機的な規則正しいリズムでも高度な演奏力のあるプレイヤーだと そのプレイヤーのメトロノームへの絡み方次第で人が生でクリック音を叩いているように聞こえます。 このような演者の場合打ち込みが紛れ込んでいるかを聞き分けるのは相当の感性が必要とされると思います。 感性は人それぞれなので私とは違った捉え方のもいらっしゃるかも知れません。 また論理的に理解している方も居るかも知れませんが何か少しでも参考になればと思います。

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質問者

お礼

>やはり経験をつんで感性を磨かないと理論を聞いてもなかなか活かせないのでは無いでしょうか? ごもっともです。ただ,経験をつんで感性を磨いた方も,やはり何らかの基準に基づいて「これは生音,これは機械」と聞き分けているわけですよね? その基準が知りたいのです。 もちろん,いくらアルゴリズムを理解したところで,肝心のセンサ=耳が低性能なら使えない,ということは理解しています。 >一般的に打ち込みは機械的に演奏されているが生の演奏はノリがある。 ノリというのは,拍の揺らぎによる情緒表現のことでしょうか。 そういえば80年代後半に「1/fゆらぎ」とか機械でファジーを表現しようとする工学がありましたっけ。今では聞きませんけど。やはり機械で揺らぎを再現するのは難しいんですね。

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