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ガラス製の音楽用CDで、音はクリアになる?
素朴な疑問ですが、よろしくお願いします。 自分では、PCもオーディオ関係も一般的な知識しか持たない者です。 先日、msnニュース/毎日新聞?で、このような記事を見つけました。 「夢のCD:ガラス製「音」劣化しない 1枚9万8700円」 ・通常のCDでは、温度や湿度の変化により読みとり面が歪み、音質が劣化する、 ・このCDはガラス製なので、温度や湿度の変化に関係なく、いつも同じ状態で聞ける。 という主旨でしたが・・・。 しかし私の知る限り、CDには音楽でも「0/1」のビットしか記録されていないのではないでしょうか? 再生機器の方がそのビットを音楽に組み立てているわけで・・・。 つまりCDは「0」なのか「1」なのかが読みとれれば良いわけで、「0/1」の判別もできなほどの歪みでない限り、 音質には関係ないのではなかろうか、と。 「0/1」が判別できない場合、再生機器の方で適当にビット落ちを補正している、というなら、なるほど話は分かるのですが・・・。 まあ開発者は録音家?の方らしいので、でたらめではないんだろうなと思いつつ、疑問が解消しないので。 この方面に詳しい方、おヒマな折りに回答下さるとうれしいです。
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■最初に デジタル処理はアナログ処理がそのベースとなっており、デジタル信号をアナログで見た時、 きれいな信号ややっと読み取れる程度の悪い信号まで、さまざまな状態のものがあります。 これら状態の違いが、再生される時、DACで音の違いになって現れる、と(個人的には)考えて います。 「0」なのか「1」なのか、どのようにして読み取るのでしょうか。 詳細な値は存じませんが、あるレベル以下を「0」、またあるレベル以上を「1」としています。 基準値に対して大小判断をしています。大小判断ということ自体がアナログの世界です。 この様にして得た「0」と「1」をデジタル処理に渡します。 No,3さんがご紹介のショップの記事は、内容が非常に偏っており、誤解を招きやすいと思います。 ■データ欠落について データが失われるのは何も音楽CDに限ったことではありません。パソコンでも事情は同じです。 どれがどのくらいかははっきり知りませんが、モガミのHPによれば、SCSIでも半分程度は失われる ようです。 データ欠落したらそれでお終いかというとそうではなく、訂正したり、読み直したりしますから、 最終的に欠落はありません。そうでないとパソコンは動きません。 音楽CDでも同様です。リアルタイム性を要求されるのでエラー訂正が甘いことが良く指摘されま すが、訂正しきれず補間されてしまうケースはめったにありませんから、実質上問題ありません。 音楽CDでも最終的なデータ欠落はめったにないのです。 これは、CDPのデジタル出力をPCに取り込んだり、PCで音楽CDを取り込んで、WAVEファイルを比較 すれば、いつも同じであることから確認できます。 ■さて、 データとしては同じなのに、なぜ音が変わるのか、最初に申し上げたように考えています。 訂正や読み直しの余分な動作が信号を汚すかも知れませんし、他の原因もあるかも知れません。 CDプレス工場では、汚れた信号を綺麗にするため、高精度なルビジウムで叩き直すのが一般的 だそうです。 ただ、音のことですから、人それぞれ感じ方も違うでしょう。私も理論から入ったのではなく、 最初は体験でした。興味あれば、いろいろ試してみて下さい。 ・オーディオ店で、CDトランスポーター、デジタルケーブル、リクロック、などの試聴をさせていただく。 ・音楽CDとコピーしたCD-Rで音質の違いを確認してみる。 など。 ともあれ、そんなCD、早く聴いてみたいですね。 ブレの無さより、透明度の高さの方が興味深いです。
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- SortaNerd
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ディスクのぶれ程度で読み取りミスがそこまで多量に発生するとは思えません。 一方、こちらによれば http://www.procable.jp/setting/19.html 読み取ったデータを転送する段階でかなりの量のデータが失われているということです。口調は胡散臭いですが言っていることはそう間違ってもいないでしょう。 そうするとディスクの方に細工をするのはまったくもって無意味だということになります。 もっともNo1さんも言われるように、保存性を考えた場合今のポリカーボネイトは10年かそこらで劣化するとも言われていますからこれはいいものでしょうね。
お礼
なるほど!Σ( ̄口 ̄) このHPはとても参考になりました! CD面からデータを読みとるときに多少欠落しても、CDプレーヤーはそのまま再生を続行する、というのであれば確かにガラスにすれば音が良くなりそうですね!筋が通ってます。 あとはこの話の真偽を確かめるだけですが、メーカーに聞くか、さもなくば自分で再生して試してみるしかなさそうですね・・・。 回答ありがとうございました。
- fab5jpgra
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私も門外漢ですが、おそらく、母材のひずみの大小を言っているのではないかと。 つまりポリカーボネートとガラスとの違いですが、ガラスといっても多様ですから、非常に特殊な配合とか熱処理を前提としたガラスなんじゃないでしょうか。 しかし、素人が耳で識別できるほどの差が出るかどうか眉唾ですけどねえ。
お礼
回答ありがとうございます。 識別できるか試したいですが、1枚10万円近くするのでは単なる興味だけではチャレンジできないですね(^^;
もちろん、新品のCD-Rに焼いたばかりの状態ではほとんど変化はありません。 音質も変わりません。 あくまで耐用年数の問題であり、記事内に「本物のオーケストラのようだ」との記載がありましたが、これは売名行為に近い文句です(^_^; ただし、100年を超える保存力が要される世界的な機密文書などの場合、たしかにこのCDは威力を発揮するだろうなとは思います。
お礼
回答ありがとうございます。 確かに、経年劣化には強そうですね。その差が体感できるのが何年くらい先からなのかによりますが・・・。
お礼
回答ありがとうございます。遅くなってごめんなさい。 > No,3さんがご紹介のショップの記事は、内容が非常に偏っており、誤解を招きやすいと思います。 うーん、確かに、話がかなり専門的というかマニア的というか・・・。 話は理解できますが、100%真に受けない方がいいかもしれないですね。 > 音楽CDでも同様です。リアルタイム性を要求されるのでエラー訂正が甘いことが良く指摘されま > すが、訂正しきれず補間されてしまうケースはめったにありませんから、実質上問題ありません。 > 音楽CDでも最終的なデータ欠落はめったにないのです。 そういわれてみれば、パソコンにCD入れて再生しても、CDプレーヤーと同じように動きますよね。 ということは、パソコンではソフト的に誤り訂正をしながらでも普通に再生できるということで、 つまりはCDプレーヤーでも訂正しているんでしょうね。 一見読みとりながら再生しているようでも、そこはレコードと違って、ある単位でまとめてデータを 読み込んで(エラーがあったら訂正)→それをいったん解析して再生する、 ということを繰り返ししているはずですものね。 なるほど、参考になるご意見を伺いつつ、いろいろ考えていたら、分かってきたような気がします。 ありがとうございました。