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difficult。どんな時に可算名詞?
difficult。可算名詞と不可算名詞の2つの用例がありますが、 どのように区別するのでしょうか?? どの辞書を見ても、不可算名詞として扱う事例がメインに 書かれていて、2つ目の用例に可算名詞の用例があります。 どちらも『困難』という訳で、区別の仕方が分かりません。 現行の中学の教科書にこのような文がでてきています。 He decided to help others who have difficulties. 見てのとおり可算名詞として使われています。 使い分けの方法と、教科書の用例が可算扱いな理由が 分かる方、ご協力お願いたします。
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気をつけてほしいのは、「difficult」は形容詞であり、名詞形は、「difficulty」であることです。ですから、「difficulty」と「difficulties」との使い分けはどこで決まるか? ということになります。 話をわかりやすくするために、「person」と「people」との違いを理解してもらいたいと思います。「person」の場合だと、「persons」と複数化にできますが、「people」だと、けっして、「peoples」とはしない。しかし、動詞は、「複数動詞」です。 なぜ、この違いがうまれているのでしょうか? それは、「person」という意味が、「猿、ゴリラ、猫、犬」などとは、違った動物であるという意味での「人間」だからです。つまり、他の動物とは違った、区別できる動物(being)という意味です。 これに対して、「people」は、「「父、母、息子、娘、老人」などの区別のない概念だからです。英語では、「区別できない」ものには、「複数語尾」をつけないのですが、区別できる概念であれば、つけることができるのです。 たとえば、「water」は、複数にできないと言われていますが、現実には、「水域」というように、たとえば、「大西洋、太平洋」と区別できる概念なら、「waters」と複数化にすることができます。 学校文法では、「数えられる」ものには、「複数にする」という説明しかしないために、誤解を生みやすいのですが、そうでなく、「区別できるかどうか」という観点が必要です。 ですから、「difficulty」というときは、「区別のない、さまざまな、難しさ、難解、苦労、面倒」などの概念を一つにまとめたものであると考えてください。つまり、「赤ちゃんが石だらけの道を歩く困難、学生が入学試験を突破する困難、会社が利益を上げる困難など」の異なった性格であるにもかかわらず、同じ「困難」とみなしてまとめたのが、「difficulty」であるということです。 これが「difficulties」というように、可算語となると、「特殊な、特別な、他とは違った」意味となることに気をつけてください。 ●There are too many difficulties in trying to accomplish this job. (この仕事をやり遂げるには困難な問題が多過ぎる。) たとえば、同じ苦労でも、「営業、販売方法、採算問題など」といった、区別のある「困難」を差すときは、「difficulties」をつかいますが、「人生には、困難がつきものである」というような、「区別のない、すべて同じように見なす」ときは、「difficulty」をつかうわけです。 見分け方としては、その話題が「過去」であるかどうかです。なぜなら、区別するためには、「すでに経験済みである」という性格が必要です。「あのときの苦労といったら、もう説明できないほどだ」と、自分の経験をまとめて、他の人の苦労とは違ったものである、としみじみと語るとき、「difficulties」という語を使うわけです。 多くの英文を読んで、理解してもらうしかないのです。では、参考までに。
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- mabomk
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加算か不可算かは文法が不得意なモノにはよう分からんが、こんな例文を If you find any difficulty in understanding the operation manual, please let us know without any delay and hesitation. この場合は「difficulty」と不可算かな、、、単に「取扱説明書の理解が難しければ」と述べているので。 Once you have difficulties in your coming school life, please consult with your parents and teacher first before being troubled over by yourself. この場合は色んな種類の困難(物理的、精神的、人間関係)の「difficulties」が当然考えられるので。 こんなあやふやな答えをする人もたまには許してね。
- taked4700
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difficulty ですよね。 No.1の方が述べられているように、具体的なこと、例えば、脚を折ってしまい階段を登れないとか、両親が離婚して経済的に苦しいとか、そういう風に、具体的なことが複数想定できている場合は、可算名詞になります。 基本的に、具体的とは、行動としてそれを示せるということなので、過去または現在のことを述べる場合に可算になることが多い。 次に、複数形は、当然、一つでなくたくさんと言うことなので、一種の強めと言う作用があります。これのいい例が、 Many thanks. などの言い方です。これを意識して、あまり具体的イメージがないのに、difficulties と言う場合もあります。 普通、「ちょっと苦労した」と言う意味で使う場合は、「その本を見つけるのにちょっと苦労したんだ。」のような文脈で使うわけで、他の用事を後回しにして図書館へ行ったのような、行為としては一つだけのことですから、単数形にして、 I had some difficulty. のように使います。 お別れの言葉で、「いろいろ大変でしたね」のような言い方のときは、実際にいろいろな困難があったと言う意味と強めの意味で、difficulties と複数形になります。 反対に、「今後大変なことがあるかもしれない」のときは、普通、具体的なことを想定はしていない(「かも知れない」と言うからには、はっきりしていないのですから)ので、単数形になります。 以上の考え方で、ほぼ、同じような語についての使い分けが出来るはずです。
- d-y
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抽象的に「困難」という場合は、不加算 「まず、これが難しい。それから、こいつも扱いに困る。更に、あれも注意が必要だ・・・」のように困難なことを具体的にイメージしているときは、その項目を「ひとつ・ふたつ・・・」と数えられます。