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subということ
私達は“○○のサブ”という言い方を会話で致します。それは“補佐”とか、“副”とかいう意味です。サブタイトルといえば、副題。彼のサブとしての立場といえば、“補佐”とか、“副”とかの意味です。 1. “副”を現すものとして、英語(の接頭語)では“sub”と“vice”があるようです。 この使い分けをどう理解していたらよろしいでしょうか。 2. “subconscious”は日本語では、“潜在意識”であって、これには“顕在意識”ということばが対照関係であるようです。 では“subconscious”は、心理学の専門家の意訳ではなく、英語学としては、“潜在意識”ということばにして、妥当なのでしょうか 3. そもそも“sub”には、“根底”、“隠れていて、元になっている”、という意味はないでしょうか。
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質問者が選んだベストアンサー
漠然たる知ったかぶりの上的はずれかも知れないと知った上で書いていますので(爆) sub ― ラテン語では、「under」の意味「の下で、の元に」だったようです。 sub rosa 【副】《ラテン語》内密に、秘密裏に、密かに◆【語源】ラテン語sub(下)rosa(バラ)◆秘密の象徴として薔薇を用いた古代の習わしより sub rosa alliance水面下の連携 sub sigillo捺印の下に sub silentio暗黙のうちに、無言にて sub specie~の形態の下に この意味を色濃く残しているのは「意識下」「潜水艦」「地下鉄」=「subliminal」「submarine」「subway」、ここでは全て「の下の」で、決して「の副次的な」ではないですね。いつの間にか、言葉の変遷で「副次の」「サブの」と拡大したようです。 対して、「vice」は初めから「副の」意味を持って使われた来た様です(単なる推測)。但し、「vice versa」(逆に)(逆も真なり)の本来のラテン語の意味は知りませんので、深入り→自爆は避けます(爆)
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- joshsan
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英語のprefixである sub-、vice- の意味は、正確には日本語の「副=よりそう、補佐する」とは違いますね。 すでに回答が出ていますが sub- : under or below a particular level or thing less important or powerful than someone or something, or of lower rank than someone vice- : Someone who takes the place of someone else; a deputy. sub-は「下位の」、vice-は「代わりをする」ですね。 subtitle : main title の下に書かれるから substitute : 補欠=レギュラーより下 subordinate : 部下=下位の序列(order) subconsious : 下位の意識 vice- は vice-president, vice-captain, vice-martial など人(役職)にしか用例がないようです。
お礼
いや有難う御座います。 これまた、総合的に確認と復習となりました。
補足
こんなに明晰、総合的に勉強できるなんて、感激です。 “subtitle”が“main title” の下だからとは、そうだったのですね。“vice”は役職にしか用例がないようなのですね。 只々うなっています。
- mabomk
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#2さん、ナイスフォローでした。深入り避けて良かった(爆)、と言うことだそうです、質問者様へ
お礼
いや、本当に皆様の該博なご造詣と、誠実さに此身はとても嬉しくなっています。
- Tacosan
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OED だと vice の意味として「in place of」を挙げています. vice-president は副大統領だけど, おそらく「(何かのときに) president の地位にいる人」という感じじゃないでしょうか. ちなみに vice versa は「in-turned position」で, 「逆」の意味は versa によります>#1.
お礼
有難う御座いました。 日本語しか親しんでいない私は、日本人しか知りません。 こうして、異なる言語をこのように教えていただけると、その方方の生活や気持ちが、何か目の前に浮かぶ気持ちになり、親しさが出るものですね。 本当に有難う御座いました。
補足
“vice”は「in place of」ですか。関連してvice versa がでてきてもいるのですね。 ことばの面白さですね。 「(何かのときに) president の地位にいる人」というのは、これを日常語としておられる方々の感じの表現として、なっとくできます。 遅れました。 まことにありがとう御座いました。
お礼
有難う御座います。早速に。 詳細にして納得でき、知識の深まるご回答に存じます。 語感的によく把握できます。
補足
いやさすがに、ご造詣の深さを忍んでおります。 “sub”が元々、ラテン語のでは「under」なのですか。 そして“薔薇”が秘密のい象徴とは、・・。これには誓い的な意味もあったのでしょうね。 変遷で、「副次の」が主流的となっている、面でもあるのでしたか。 有難う御座いました。 すごい知識の収穫です。