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副交感神経ということば
医学でも、生物ではなく、東洋的な身体機能や思想の件についての勉強をしています。 副交感神経ということばが私達の日常にも何度も出てきます。 これは、Parasympathetic nervous systemということばの訳語のようだと、漸く勉強したがどうも、判らないことがあります。 通常“副”というと副う、補佐する、補助とか支えるというような意味と理解していました。 1. 英語の“Para”を置き換えると、“副”という字になるのでしょうか? 2. こういった一連のPara”とか“副”という字はこの神経の性格をあらわしているのでしょうか? 3. “Para”を“副”への置き換えは医学や生物学から、妥当なものなのでしょうか? 4. “副”が副えるとか、補佐するといういみであれば、それは、Parasympathetic nervous systemというものの性格を示すものなのでしょうか? 字に拘って、理解につまずいております。 どうかお教え下さい。
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英語のpara-の語源は古代ギリシア語で「側に」、「近くに」、「~から」、「補助して」の意味を持ちます。パラメーターのパラ、パラサイトのパラです。副交感神経は交感神経に拮抗する働きを持つので、交感神経を「補助して」働くという意味でこの名がついたのでは?
お礼
早速に有難う御座います。 短いお言葉で、すごく判ります。 拮抗する、補助っていうのはすごく面白い。 私などは、拮抗する家の伴侶や家族にはいつも癇癪を内心に喚起しますが、そういう一緒のあり方が、 人間の大事な構造と機能にあるなんて、とても示唆的ですね。 これだけでも素晴しい収穫です。
補足
実は副交感神経とはsub か、viceが付くのかと思っていました。 起動と同時に起動し、本体の仕方を決めていく面というのは、もっとも“副”的な機能といえますね。 でも寄生的な存在の仕方なんですね。 有難う御座いました。