まず自分の中の理屈で100%解決するには、自分なりの理屈を探すしかありません。人に自分の理屈をぶつけてもそれは合致を必ずしも見ないかもしれないし、またその理屈が日本語で考えている以上、実際の英語から大きく乖離しがちなのが多くの日本人です。
以下、一般的に世の中で使われている説明を集めてみました(私は英語をそのまま受け入れるのでこのような理屈は必要がありませんが、一般に存在する日本語による説明でもそれなりに説明に近づけると感じるものを集めました)
is は、文章の左側と右側を=(イコール)のように、等価(同等)に結び付けます。
(これは1つの構造の見方です)。同様に、
toはface to faceのように、toの左右の事象が向き合い、対峙している様を表しつなぎます。そして to そのものには、どこか場所に移動したり向かうという要素はありません。
leave to と言ったときに思いうかぶフレーズとしては、
I leave it to you. キミに任せるよ
I leave it to a lawyer. 弁護士に委ねる
のようなケースです。
leaveには、「離す, 離れる, 放つ, 置きっぱなしにする」のような動詞としてのイメージがあり、目的語(it)を相手に委ねている様が伺えます。この場合、自分(I)には何も/大したことはできないが、相手側(特に弁護士)側が歩み寄って対峙している様はイメージできます(私:Iがit:その問題を置き去りにした以上、相手が対峙してくれなければ問題に向き合えない)。
toは上にあるようにそれ自体で移動する(動く)イメージはありませんが(これはNHKのコアイメージからの引用)、
I go to school. 学校へ行く(学校に通っている)のような場合は、goが向かうという動詞としての動きのイメージを与えてくれるので、 I と school が対峙しその中継ぎをしてくれています。実際は通学とは、生徒が学校の授業や行事と対峙しています。
では for ですが、これが「何かの対象に向かう、指し示すイメージ」を持っています(これもコアイメージより)。
for you などのときも、その対象が向かう相手を指しています。例えば、感謝、お礼、プレゼントをあげる、などのときにこれがよく使われますが、give a present for you といわなくても、
This is for you. で通じます。
leave にもどると、leave そのものは、離す, 離れる, 放つのようなニュアンスしかないため、usageとして leave for というのが選ばれて行ったのかもしれません(文法は時代によって変わる。usageも時代に即して変わる)。
ただ、非英語圏では leave to NY (NYに行く)のように使う人がけっこういます。
アメリカでもスペイン語やその他の少数言語の総数が、英語を話す人より増えてしまっています。学者は白人以外の大統領が生まれるのもそれほど遠いことではないという人もいます。
今後単語や用法の変化が、大きく起こってくるかもしれません。
ただ当面、試験問題では×がつくでしょう。
お礼
回答、ありがとうございました。 この説明、わかりやすかったです。