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遺伝子外抑圧突然変異
遺伝子外抑圧突然変異とはどういう意味ですか?調べても見つかりませんでした。わかる方がいれば教えてください。お願いします。
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遺伝子の機能を欠失あるいは修飾する突然変異に対して、 その機能を回復(完全にでも部分的にでも)させる変異を抑圧突然変異と言います。 最初に起こった変異が元に戻る場合は遺伝子内抑圧変異となりますが、 (これは、抑圧変異によりコードされるアミノ酸が元に戻るか、問題のない別のアミノ酸に置き換わる等の場合) これとは別に、突然変異が起こった遺伝子以外に突然変異が起こって機能が回復する場合があります。 これが遺伝子外抑圧突然変異です。 代表的なものはtRNA遺伝子の変異で、終止コドンをアミノ酸に読み替える変異 (ナンセンス変異に対する抑圧変異となります)等があります。 サブユニット構造を持つタンパク質の場合には、変異が起こったサブユニットとは 別のサブユニットに抑圧突然変異が起こる場合、また相互作用する相手のタンパク質に 抑圧変異が起こる場合もあり、これらを総称して遺伝子外抑圧突然変異と呼びます。 (No.1さんのご指摘の通り、一般的な用語ではないと思います)
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- geneticist12
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回答No.1
調べても見つからないのは「遺伝子外抑圧突然変異」というのがあまり正統的な用語でないからだとおもいます。 一般的な、suppressor mutation、抑制(抑圧)突然変異と同義だと思います。
質問者
お礼
お礼が遅くなってすみません。ありがとうございました。
お礼
よくわかりました。ありがとうございました。