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定言的

[二つ目の文は、彼がいないことの定言的(categorical)な陳述です。] 定言的、とはどういう意味で、どういった風に使われるのでしょうか?

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回答No.1

論理学の文章ですね。 定言的というのは、「AはBである」「AはBではない」という風に、主語と述語だけからなる、もっとも単純な命題であることを言います。 では単純ではない命題を何というかというと、 「AはBでありうる」(可能性命題) 「Aは必ずBである」(必然的命題) 「AはBであるはずだ」(蓋然的命題) などがあります。 「ありうる」「はずだ」などは様相(modality)といいます。伝統的な論理学は定言命題のみを扱い、それ以外の命題を扱う論理学を様相論理学といいます。 ご質問の文に関しては、おそらく、可能性や蓋然性などの様相のない断定である、というほどの意味でしょうか。

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