- ベストアンサー
どういった構文??
Nor are all Japanese sheeplike followers with supperessed personalities, unable to function on their own. これは文頭に否定語が来ているので、助動詞SVとなるはずじゃないのですか?それに、カンマ後のunable(形容詞)はどう解釈すれば 良いでしょう? 宜しくお願いします。
- みんなの回答 (5)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
こんにちは。 ご質問1: <これは文頭に否定語が来ているので、助動詞SVとなるはずじゃないのですか?> 1.述部がbe動詞の場合は、SとVが倒置してVSになるだけで、一般動詞の場合のように、助動詞を立てる必要がありません。 2.ここは動詞がareというbe動詞になっているので、主述が転倒してVSとなっているのです。 3.この文を倒置を起こさないで普通の語順にすると all Japanese are not sheeplike followers with supperessed personalities, either. (直訳)「全ての日本人もまた、感情を押し殺した、従順な羊のごとき追従者ではない」 となり、all Japaneseが主語S、are notが動詞V、sheeplike followersが補語Cとなり、SVCの第2文型になっているのです。 4.with supperessed personalitiesのwithは「~を持った」という意味の前置詞として、直前の名詞sheeplike followers「羊のような従順な追従者」にかかっています。 5.ちなみに、この文はNorで始まっていることから、この文の前に何らかの否定文があったはずです。確認されてみて下さい。ここは A is not B. Nor is CD. 「AはBではない。CもまたDではない」 という2つの否定文の2つ目の文なのです。 6.なお、ここでは、All+notで「全てが~というわけではない」という部分否定になっていることも要注意です。 ご質問2: <カンマ後のunable(形容詞)はどう解釈すれば良いでしょう?> 1.主語all Japaneseの2つ目の補語になる形容詞句です。 2.この文は補語が2つあります。 (1)sheeplike followers with supperessed personalities (2)unable to function on their own の2つです。 3.例文は、この2つの補語を否定しているのです。(2)の形容詞句は既に否定形unableとなっていますから、この部分は二重否定することになります。 訳例: 「~でもないし、自分で発動することができない、というのでもない」 4.以上を踏まえて全文の訳例は (直訳)「全ての日本人もまた、感情を押し殺した、従順な羊のごとき追従者ではないし、自分で発動できない、というわけでもない」 → (意訳)「日本人全てが、感情を出さない従順な羊だとか、自分から行動できない、というわけでもない」 ぐらいになります。 以上ご参考までに。
その他の回答 (4)
- moguyan
- ベストアンサー率56% (106/189)
Norについては他の方のお答えでよいと思いますが、unable以下は分詞構文の原因理由の用法だと考えます。よって正しい日本語訳は、「日本人はみんながみんな、自分で行動できないので個性を押し殺して羊のように他人のあとをついていく人ばかりだというわけではない」となります。 なお後学のために英文の出典などを教えてもらえると助かります。
お礼
返事が遅れてしまい、申し訳ありません。 ありがとうございました。また、機会がありましたら 宜しくお願いします。 ちなみに、この出典は大学受験問題からです。
- harepanda
- ベストアンサー率30% (760/2474)
まず、英語では、文章の順番が、主語、動詞、間接目的語、直接目的語、副詞という順番で固定されているというイメージがあるかもしれませんが、実は学校では教えてくれない、もっと緩やかなルールがあります。 それは、「動詞は文の要素の2番目に来る」ということです。動詞が2番目であれば、前後が入れ替わることも多々あるのです。いわゆる倒置文の8割は、これだけで説明が出来ています。 たとえば一番簡単な例。 There is a ball. 先頭のThereが主語ではなく、「そこに」という副詞であることに注意してください。二番目に来ているのは、動詞のis(存在する)ですよね。で、最後のa ballが主語。これ、つまり、副詞、動詞、主語という順番なのです。 ちょっと拡張版を見てみましょう。 There in Japan is no Burger King store. 先頭のThere in Japanというのが副詞のカタマリです。「あちら日本側には」という意味ですね。で、例によって2番目のisが存在するの意味の動詞。最後のno Burger King storeが主語です。全体としては、「あちら日本側には、バーガーキングの店はない」という意味になります。 例文の場合、先頭に否定のNorが来て、ふたつ目に動詞のareが来ているので、英語的には自然に見えます。不自然な倒置には、見えません。ただ、厳密に文法的に言うと、Norは副詞ではなく接続詞なので、本来であれば、文の要素として動詞の前に来る能力は無いはずのものであり、Neither-Norのセットで使うのが普通でしょう。したがって、Neitherにかかわる何らかの文章が省略されているものと考えるのが自然でしょう。 >これは文頭に否定語が来ているので、助動詞SVとなるはずじゃないのですか? いや、文頭に否定語が来る場合でも、neverのような副詞が冒頭にある場合は、もろに「動詞が2番目、先頭が副詞」の法則に当てはまりますね。 Never have I before seen such a stupid thing! こんなバカなものは、見たことがない!は文法的にも完璧です。 unable以下については、sheeplike followersを後ろから修飾して補足するものだと思えばいいです。
お礼
返事が遅れてしまい、申し訳ありません。 回答を読ませて頂いたことで、また理解が深まりました。 ありがとうございました。また、機会がありましたら 宜しくお願いします。
- wind-sky-wind
- ベストアンサー率63% (6647/10387)
So am I. / Nor did I. のような形が思い浮かび, 一読して Japanese は「日本の,日本人の」という形容詞と思いましたが,「日本人」という名詞の複数形の可能性の方が高いですね。 前の文次第ですが。 通常,この前に否定的な文があるはずですが, まれに肯定的な文がきます。
お礼
返事が遅れてしまい、申し訳ありません。 ありがとうございました。また、機会がありましたら 宜しくお願いします。
- wind-sky-wind
- ベストアンサー率63% (6647/10387)
いわゆる倒置というのは,疑問文の語順と同じです。 一般動詞なら do[does/did] S 原形 助動詞なら can[will] S 原形 となり, be 動詞なら are[is] S となります。 前に be 動詞を用いた英文があり, 「抑圧された性格をもった日本の弱気な followers もそうではない」 と言っています。 unable 以下は,being を補って分詞構文と考えることもできますが, いずれにせよ,この文の主語である Japanese sheeplike followers を説明していることになります。 「独力では役目を果たすことができなくて」
お礼
返事が遅れてしまい、申し訳ありません。 どうやらこの文に関しては、unable以下はCと見た方が良さそうですね。 ありがとうございました。また、機会がありましたら宜しくお願いします。
お礼
返事が遅れてしまい、申し訳ありません。 本当にいつも丁寧に回答して頂きまして、ありがとうございます。 とてもよく分かりました。 また、機会がありましたら宜しくお願いします。