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胃癌と告知されました。
私の担当している利用者様が、昨日、胃癌と告知されました。 来月早々検査入院し良悪、部位、広がり方など詳しくお話いただくと仰っていました。 身内は一人息子だけで、その息子も新幹線で4時間以上かかるところで生活しているので終日独居の方です。そのせいか、とても気丈に振る舞い「後2年は死ぬわけにはいかない」と淡々と語られていました。 私は真摯に受け止め受け入れ、励ますでもなく同情するでもなくこの話をご本人より聞いてまいりました。「親友とケアマネとあなたにしか話していないの」と言われ(事業所へはケアマネから連絡あり)ヘルパーのあり方を改めて考えさせられました。 そこで、この利用者との最良の関わり方を教えてください。自論でかまいません。皆さんのお考えを参考にしながら、自分なりによりよい関わり方をしていきたいと思っております。宜しくお願いします。
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私は介護関係の仕事をしているわけでもなく、その方面に特に 明るいわけでもありませんが、妻の両親の介護の状況をそばで見 ていたこと、少ない人生経験の中で気付いたことを述べさせても らいます。 ヘルパーさんの仕事をされていると、どうしても利用者のプラ イベートなことにも直面することが多いと思います。 利用者の方も質問者様を頼りにしているからこそ、打ち明けら れたのだと思います。質問者様の「励ますでもなく同情するでも なく」のスタンスは賢明です。 「やまあらしのジレンマ」というお話しはご存知でしょうか? http://www.s-hirooka.com/yamaarashi.html 介護する人とされる人は、介護という行為を通して上記のよう なことになっているのではと、私は思っています。 自分で出来ないことを助けてもらうことはうれしい反面、自分 の不甲斐なさに卑屈になっていきます。他人が思うように「仕方 がない」なんて割り切ることは恐らく出来ないでしょう。 最終的に自分で何も出来なくなったら、ヘルパーさんの世話を 全面的に受け入れなくてはなりませんが、他人だから出来るので す。 >身内は一人息子だけで、その息子も新幹線で4時間以上かかるところで生活している 一人息子さんが面倒をみるとというのは現実的ではないし、仮 に面倒をみれたとしても、やまあらしのジレンマではないですが、 お互いに血だらけになるのは明らかです。 介護というのは、ある種継続的な緊急事態だと思います。そこ に肉親が関与していくことは大変なことだと思います。 例えがおかしいかも知れませんが、どんなに優秀な外科医でも 肉親の手術はしないという話しを聞いたことがありますが、それ と似ているような気がします。 他人として、淡々と接することが重要だと思います。プライベ ートな方へは深入りせず、利用者にとって必要な介護を最優先し ましょう。 偉そうなことを書き、申し訳ありません。 お仕事頑張ってください!
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- cerise_cil
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病気になってしまっても気丈に振舞っているのであれば komachi_33さんもそれを応援するように振舞ってあげて下さい! 淡々とした話し方になるのは、淡々としないと辛すぎるからだと思います。 だから同情されてしまうとその方はとても困ってしまうと思うんです。 利用者かどうかは関係ないです。 komachi_33さんののお母様から同じ反応が返ってきたらどうするかを考えてみて下さい。 同じコトをしてあげたら良いと思います。 ただ同情ではなく、いやみにならない程度で 何かほんの少し日々の変化があると喜ばれると思います。 道に咲いてたキレイなお花を小さなガラスのカップに飾ってみる… どこかに出かけたらほんの少しでいいので、一緒に楽しめるお土産(お菓子など)を買ってみる… 家で作って上手にできたもの(お菓子でもお惣菜でも)をおすそ分けしてみる…など。 豪華なものは全然必要ないです。 簡単だけれども心がこもってるものって、相手に必ず伝わりますよ! あとはいつも明るく笑顔でいてあげて下さいね。
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回答ありがとうございます。 今回の件で私自身が「生きる」ということを改めて考え「いかに生きる」かがとても大切だと言うことに気付かされました。 >何かほんの少し日々の変化があると喜ばれると思います。 私自身も日々の変化や喜びに疎くなってしまっているような気がします。子供が生まれたときは日々の変化に敏感で成長を肌で感じ毎日喜びに満たされていたのに、今は純粋に喜ぶことが減ってきたように思われます。私自身が日々の変化に気付く心を養うことで、利用者様にもその変化をお伝えできたら「生きている喜び」につながりますよね。 自暴自棄にならないよう、一日一日を大切に生きていただけるようお手伝いしていきたいと思います。 大変参考になりました。あたたかい心のこもった内容に涙が出そうになりました。笑顔を忘れずに頑張ります。
お礼
回答ありがとうございます。 >質問者様の「励ますでもなく同情するでもなく」のスタンスは賢明です。 そうすることしかできなかったんです。頑張ってって言われるのも辛いでしょうし、情けをかけるのも絶望をさらに強調してしまいそうで。 でも、肉親でも友人でもない他人だからできることってあると思うんです。まさに「ヤマアラシ~」 >利用者にとって必要な介護を最優先しましょう。 これって、この利用者様だけでなくすべての介護の基本ですよね。初心忘れるべからず。もし胃切除をしたら、今よりも術後のほうが辛い日々になると予想されます。今よりも生きることに対して後ろ向きな生活になってしまうかもしれません。利用者様が常に前を向いて生きていかれるよう、必要な介護に努めていきます。 物凄く参考になりました。頑張ります!!