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(+)-酒石酸

(+)-酒石酸や(-)-酒石酸の(+)-、(-)-はどのような意味なのか、 また読み方はプラス-酒石酸、マイナス-酒石酸で良いのか、 教えていただけませんか。 よろしくお願いします。

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  • Tacosan
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回答No.1

酒石酸は光学活性を持っています. つまり, 横波である光を酒石酸溶液に通すとその振動面が回転します. 回転量は溶液の濃度と経路長に比例するので, これらで割った値を「旋光度」と呼びます. で, 一対の光学異性体だと旋光度の符号だけが違う (絶対値は同じ) なので, 旋光度の符号を付けて異性体を区別しています. 旋光度は厳密には波長や温度に依存するので, これらを指定しないといけないのですが, 普通使う光は Na の D線 (589nm) で, 温度も 20度だか 25度くらいであり, これらの値を使うときには省略します.

mayura3
質問者

お礼

旋光度での異性体の区別だったのですね。 ありがとうございました。

その他の回答 (2)

  • Tacosan
  • ベストアンサー率23% (3656/15482)
回答No.3

読みは多分素直に「プラス」, 「マイナス」でいいと思う. ちなみに (+) と (-) を等量ずつ混ぜると比旋光度は 0 になりますが, この場合 (ラセミ体) は (±) と書いたりするはず. これは混合物 (の溶液) なので, (もともと光学活性を持たない) メソ酒石酸とは別です.

mayura3
質問者

お礼

読み方とメソ体との区別も教えていただきありがとうございました。 どうもありがとうございました。

noname#62864
noname#62864
回答No.2

No.1のご回答にありますように、要は、光学異性体を区別するための符号です。 偏光面を時計回りに回転させる場合(右旋性)には(+)で表し、半時計回りに回転させる場合(左旋性)には(-)で表します。

mayura3
質問者

お礼

旋光度での異性体の区別だったのですね。 ありがとうございました。

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