No.14です。
平和、平等の元に安全に暮らす。
人類の共通の願いだと思います。
今まではAとBという別々の集団があり、AにはAの価値観、BにはBの価値観、というように違いがあり、どちらも「自分の方が正しい」としてきて、どっちかが相手を打ち負かして、自分達の価値観を刷り込んできた。
でも、結局 また 異質がその中から出てきて、分裂するわけです。
統合の勢いより分裂の勢いがつよければ、異質のグループが増えてくる。
鎮圧するため、相手の言い分をしっかり聞くゆとりもない。
どうして差ができるのか考えるゆとりなく、とにかく出火元を消さなければと奔走する。
でも、人類は気づきだしたんじゃないかと思うんですね。
差を無くすより、差を認める方が統合が容易なんじゃないかと。
例えば人種差別。
差別していい根拠など無いのに、肌の色で差別が起こっていますよね。
障害を持つ人は劣性だからとして殺されていた時代がありましたよね。
ユダヤ人も劣性だからと殺していた時代がありましたよね。
現代、アメリカの映画業界は、有色人種も映画の中で起用しなければならない というルールがあるんですね。
昔の映画は、有色人種が出てくるときは、貧しいチンピラとして登場していた。
もしくは、悪役は悪い白人で、その悪い白人に痛めつけられる弱者が有色人種 という設定で登場していた。
今は肌の色に関係なく、どっちにも有色人種が登場している。
貧しい虐げられる役じゃなく、かつては白人しかしなかったグループの指揮官という立場でも登場する。
肌の色が違うもの同士が恋愛をするシーンで違和感を覚えない。
「この二人 じれったいなぁ ちょっとした事ですれ違ってしまって。 根本的に相性がいいんだから、最後は結ばれるな」とか。
もう肌の色による配役の違いが無いんですね。
「人種差別はしてはだめ」では説得力が無い。
このような人種によるバリアのない映画を放映し、隅々の人まで娯楽として見れるようなツールを通して、根拠なき人種差別が消そうとしているのではないかと。
ただ、宗教のバリアを消すのは難しいです。
これが人の生きかたのベースの部分に食い込んでいる場合、統合が難しい。
ユダヤ教は選民意識が強く、彼らの宗教の悪いところを指摘した程度では、彼らは動じません。
戒律みたいなものがあり、一日のルールだけでも1000はあるそうです。
みな それを守っていれば、大勢であろうと差が無く一つなんです。
しかし、ルールを守ることは困難だとした人たちが、分裂を起こして、新しい宗教を作ってしまって、後に元のグループを殺していってしまった。
ホモサピエンスとクロマニヨンが同時期の時代を生きていたんじゃないかと思います。
もともと両者の祖は同じだったんじゃないかと思います。
亜種であるホモサピエンスが誕生し、増えていった。
クロマニヨンがどうして地球から消えてしまったのかはわかりませんが、もしかしたらホモサピエンスが絶滅させてしまったのかもしれない。
それか、両者の混血が今を生きるホモサピエンスなのか。
>果てしなく突き詰めていけば個人的な差はなくなり、ある点にたどり着くのではないだろうかとも思うのです。
>それが私たちが期待していたものとは違うものだとしても。
動画で、銀河鉄道、、、なんとかというのを見たことがあります。
えらく長いのですっとばして最後の方をみたのですが、この物語、統合され一つになるために、この主人公は長い苦難の旅をしていたと思えたんですね。
で、主人公は統合することに同意したのに、その時になると裏切って「ノー」と言った。
ここがとても印象的な場面でした。
個を捨てられないのが人間の本質。
じゃあ、差があることを否定するのではなく、差を認めることで伴に一つの地球上で共存できるのではないかと思います。
ただし、相手を殺すまでのでの強いマイナスの個性を持つ集団を殺してしまっては、差を認めないことになってしまう。
共存の否定になってしまう。
でも、このままだと、殺されてしまううのであれば、均衡を保てるまでに、勢力が強すぎてバランスが崩れてしまう対象の勢力を落とすしかないんじゃないかと。
そういう社会であれば、逆に勢力が強すぎるからと、自分が絶滅させられることにはならない。
勢力をそぎ落とした側が、いつか勢力が強いからと勢力をそぎ落とされたとしても、絶滅させられることはない。
映画で中東の人はテロリストという役柄で登場することがありますが、もし映画が中東の人をテロリストではなく、幻をみせられていた人類を古代の神の精神を持つヒーローが、悪魔の麻薬に酔いしれ悪魔の手先として働かされ人類を救おうとして戦っていたのに、悪魔はそれを「テロだ。我々の平和と安全を脅かす悪だ」と幻をさらに人類に見せているというストーリーだとしたら。
アフガニスタンって小さな国で、あんなところで、どうして戦争が起こっているのか不思議に思いますよね。
あそこ天然ガスの貯蔵庫なんです。
テロリストたちは天然ガスが欲しくて武装しているのか。
誰があの地域を何のために欲しているのか。
誰が略奪者からあの土地を守ろうと戦っているのか。
裏を見ると、テロリストと言われる人たちは、混乱を起こすことを好んでやっているんじゃないんですね。
侵略から自分達の勢力を守っているわけで、それを悪魔はテロリストと呼んでおり、我々も彼らをテロリストで、アフガニスタンはテロリストの温床だと思わされているだけ。
強い勢力を押し返しているわけです。
イラクは守りきれず陣地をまた一つ盗られてしまいましたが。
イラクは第二の石油国です。
乗っ取った側がその石油を利用し、さらに勢力を増強させる。
悪魔が超え太ると、その地域の均衡が保たれなくなるばかりではなく、地球全体の均衡が崩れてしまう。
だからそうならないようにと必死でテロリストと汚名を着せられても、守っていたわけです。
ですが悪魔の方が何倍も上手。
幻を作り人々にそれを正義だと思わせるのがとてもうまかった。
お礼
ご回答ありがとうございました。