役員・職員に預けている事務用資金の仕訳について
1.役員に預けている現金について
役員(1人だけですが)に、交通費や会議費などの資金を預けています。
精算は、残金が少なくなって追加資金を催促された時点で行っていて、支出集計表のような資料に
領収証を添付のうえ、提出してもらっています。
【仕訳-出金時】
仮払金 50,000/現金 50,000
【仕訳-精算時】
(1)会議費 *****/仮払金 *****
旅費交通費 *****
(2)仮払金 *****/現金 *****
前任者の時代から上記のような仕訳を起こしていたのですが、今頃になって「?」と感じるようになりました。
「小口現金/現金」という仕訳例もあるようですが、当方では小口現金勘定の設定は避けたいのです・・・。
皆さんはどのように処理なさっていますか?
2.職員に預けている現金について(その1)
職員(正確には部署の手持ち金庫)に、釣り銭用の現金3万円を預けています。
【仕訳-出金時】
仮払金 30,000/現金 30,000
これも前任者の時代から上記のような仕訳を起こしていたのですが、“仮払金”で処理するのは
適当でしょうか?また、この3万円は私が入社以来、というかその以前から1度も精算したことが
ないと思うのですが、期末に精算するようにした方が良いですよね・・・?
3.職員に預けている現金預金について(その2)
遠方の非常勤職員に、交通費・通信運搬費・消耗品費などの事務用資金を預けています。
精算は月1回(月末締め)、支出集計表のような資料に領収証を添付のうえ、送付してもらっています。
またまたこれも前任者の時代からの仕訳です。皆さんならどのような処理をなさいますか?
【仕訳-送金時】
前渡金 *****/普通預金 *****
※事務費用の普通預金口座に送金。送金は期首に1回。
残高が不足してきた場合は追加送金する。
【仕訳-精算時】
旅費交通費 *****/前渡金 *****
通信運搬費 *****
消耗品費 *****
※精算は月1回、月末締め。期末でも資金は返金してもらっていない。
資金を前渡ししているから“前渡金”にしたと思うのですが、前渡金(=前払金)とは、本来は備品購入
代金の前渡し(前払い、手付金の支払い)をした場合などに使用する勘定科目ですよね・・・?
当方は平成19年度から新会計基準に移行するため、勘定科目の見直し作業を行っていて、なるべく
標準的、一般的な仕訳を行いたいと思っており、ご教示いただきたく質問させていただきました。
どうぞよろしくお願いいたします。
補足
早々にコメントありがとうございます。 >まだ終わっていない作業分まで支払う「前払い金」だと問題が有るでしょうね まだ終わっていません。というか今から作業開始といった感じです。 とすると今回支払うのはまずいという事でしょうか。 また私が勘違いしているのだとおもうのですが、作業開始時に支払うと前払い金になるのかなと考えていました。 ちなみに経理処理上、前払い金で処理した後はどうなるのでしょうか。 前払い金/現金で仕分け処理するのでしょうか?