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源氏の姫君。誰が好き?
源氏物語の姫君達で誰が好きですか? またそれはなぜですか? 私が好きなのは葵の上です。 女として不器用なところのうらに、少女のようないじらしさをかんじてしまいます。そしてあのあっけない最期は本当に悲しい、けれども美しいと思う。 あとは紫の上も結構好きです。生涯愛されたお姫様であると同時に、人間の厚みのような物を感じます。 明石の君の娘を立派に育て上げたこと、尊敬します。 みなさんはどうですか?
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同種の質問に答えるのは3回目ですが、その都度、回答が違っているかもしれません。 夕顔 中の品である女のたおやかさ。 そのまま生きていれば、おそらく、源氏がもっとも深く(のめり込むように)愛した女になっていたに違いないと思います。それゆえに作者は夕顔をすぐに殺さねばなかったのではないかと……。 浮舟 上流貴族にみられるみやびやかなところはありませんが、男らに翻弄されながらも、急速に成長して、自我を獲得していくところに魅かれます。 まさに結論部、大長編小説・源氏物語の最後にふさわしい姫君といえるでしょう。
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- miina02
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玉鬘が好きです。 源氏のお手つきにはなっていませんけど。 自分の思ってもいない男性の妻になってしまったけど、自分の足で立って行こうとする姿が好きです。 空蝉も、凛とした姿勢に好意がもてます。 けど、花散里もいいですね。 どんな美人な妻たちに囲まれても、自分のできることを源氏のために尽くすという姿勢を貫き通すこと。ジェラシーとか、そういう醜い感情がないのでしょうか。うらやましい。 こんな穏やかな人になりたいと思いました。
お礼
玉鬘もいいですね、伊予の介の妻になったのですよね。 自分の人生をしっかり決めていく強さはお母様には無かった物だと感じます。 空蝉も人妻の鑑です(笑)それ故結果として源氏の心に残ることになった…逃した魚は大きい、ですね。 花散里人気ですね。彼女からはたしかに醜い感情観じません!それ故、感情移入はしにくいですね。憧れってかんじです。 回答ありがとうございました。
- rinzoo
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質問者さんと同じく、 葵の上:将来は天皇の后になるべく教育された彼女が、 年下の皇族ではあるものの、臣下の光源氏に嫁ぎ、 素直になることが出来ずに苦悩したところ。 子供をもうけ、さて、これから夫婦仲が・・・ という時に、突然の死。悲しすぎです~。 紫の上:光源氏によって、彼の理想とする女性に育てられ、 彼女自身もそうであるよう努力していた。 出来た女性です。 で、もう一人のお気に入りは、実は、 花散里:彼女は家柄は良いですが、特別場美人ではなく、 でも、ととも心遣いの出来る女性。 光源氏が、夕霧や玉鬘の面倒をみるよう依頼した、 人格者・・・と思っています。 それにしても、よくよく読んだらスキャンダルだらけの本ですが、 それでも、光源氏と形容できるような素敵な男性に出会いたいです。
お礼
葵の上・紫の上ともに意見が一緒で嬉しいです。 花散里も素敵ですね。とても穏やかな和やかな女性であると共に、自分に出来ることを責任を持ってやり遂げる…そんな強さをかんじます。 回答ありがとうございます。
末摘花 いじらしいほどの一途なお嬢様。 女は顔だけじゃないよって感じでしょうか
お礼
たしかに一途さ・純粋さはどの姫君よりも優れていますね。 それにしても末摘花って美しい名前です。 ご回答ありがとうございます。
お礼
たおやか…まさに夕顔のためにある言葉ですね。 どこか、諦念のような物を彼女からは感じるんです。自分の運命を知るような…でも以外と大胆だったりするのですよね。ギャップが魅力です。 浮船は…正直途中までは受け付けられませんでした。入水で終わっていたら正直嫌いでした。 しかし終わらなかったのがこの姫のすごいところでしたね。最後に薫を拒否するところにこの姫のその後の生き方は現れていますから… 好みが菅原孝標女と一緒ですね(更級日記)! 回答ありがとうございます。